くるたのしき・・・スカイランナーへの道<復活!>

走ることは「苦しいけど、かくも楽しいこと」つまりは『くるたのしいこと・・・』と、高山を走るスカイランナーを目指した手記。

マスターズ陸上3位入賞だっ!

2006-09-26 06:37:40 | 陸上競技

9月24日   晴れ 台風一過だけど風も強くない実にイイ陸上競技コンディション。

今日第22回静岡県マスターズ陸上競技大選手権会が愛鷹陸上競技場で行われた。初めてのマスターズ陸上参加。春から協会等に申し込んで選手登録、半年以上待って「いよいよ」っていう大会だ。そこまで入れ込んだ気持ちがある反面、実質的には短距離走の練習自体は体系だって打ち込んでいなかった不安、キナバル山クライマソンに向けての先週までの城山昼休み&通勤ランなどの走りこみ、最悪なのが「認知動作型トレーニングマシーン(=カンドー君など)」での大腰筋トレーニング講習会からの筋肉痛。全身に筋肉疲労が溜まっているコンディションは心配でもあった。

台風通過で心配していた風は嘘のようになく、当日は秋の青空。暑いほどの晴天になった。ライバルの○崎さんらは「絶好調!」の仕上がり様子で羨ましい。私はキナバル前に「肉離れ」なんかの故障を絶対しないようにいつも以上に入念のストレッチとアップ。

始めの種目は「40Mクラス100M競争」目標は12秒台をたたき出し、3位以内入賞。加えて浜松陸上チームに勝つ!・・・だった。結果は4位。タイムもショボイものだった。「力出し切れず!」っていう走りで、後半は体が浮いて浮いて・・・。もっとリラックスできたら後半に伸びたとも思えるが・・・残念!

次は「40Mクラス60M競争」。これは今年初めて競技となった60メートル走だ。スタートラインに立っても、距離の不安は全くなく、お気軽簡単な競技。緊張感もなかった。私は6レーン。5レーンにライバルの浜松陸上サンボ・レオネルさん。彼は昨年度の全日本マスターズ同クラスでのチャンピョン!黒人でブラジル人。この大会にインターナショナルな雰囲気を1人で演出するゴリラのようなオジサンスプリンター!スタートライン(ヨーイの声の後)、いきなり彼は左手を上げて(多分わざと・・・)タイミングを外してくる。百戦錬磨の外人選手は精神的な揺さぶりで攻めてくる。その後の彼の集中力はすごかった。号砲一発でスタート。スタート直後から、いきなりサンボのケツが目の前を走る。結果、サンボが7秒74。私はというと・・・8秒31。「まあ、こんなもんか・・・!」とも思えたけど、ちょっとこの大差は口惜しい。決してイイスタートがきれた訳でないので悔やまれもした。マイスタティングブロックを買って(ちょっと)練習もしたけど、付け焼刃は長年のアスリートには敵わない。もっと修行せねば・・・と思い知らされた。この反省の熱い気持ちを春のスポレクに繋げたいと思う。Imgp9153 Imgp9148 Imgp9146

200Mは足の張りもあって、全身全霊で走りきれなかった。故障が怖かったという面が多分にあって、最後の30Mの踏ん張りが緩かったと思う。私は7コース。8コースの方は、スタート直後に既に交して結局7コースっていう、追われる身でコーナーを抜けて、中盤のスピードに乗れなかったことも反省点。結果は6位。・・・残念!

マスターズ陸上には始めて出た。今まで中学や高校生との競技だったので、仲間同士、オジサン同士は気楽で、結果を純粋に楽しめたものだった。普段指導者としてグラウンドに立つ浜松陸上のコーチ陣がしっかり走っている姿を見るにつけ、浜松陸上の陸上選手の層の厚さ、強さの秘密を垣間見た気がした。昨今、指導者ぶって口だけで、デブデブ太った体形のコーチがいるが、(監督は別として)コーチとしてグラウンドに立つ以上は陸上のたしなみを努力して知るべし!継続して走っていくべし!とも思った。