職案人

求職・歴史・仏教などについて掲載するつもりだが、自分の思いつきが多いブログだよ。適当に付き合って下さい。

NO15、僕の報告書

2011年04月30日 | ブログ
【22年度4月のhpアクセス報告】

今月も月末を迎えて、恒例のホームページアクセス数の報告をしたいと思います。

■小生の意見
徐々にHPのカウント数が落ちて来た。ついに1000カウントを割り込んだ。なぜだろう、やはりHPのホーマットを変える必要が有るのだろーが、どうすればいいのか分からない。

なんだか、ツイッターが流行りだしてから、落ち込みが激しくなった様な気がする。この事はHPの有り方が変化したのを意味するのだろう。

まして、仏教や哲学などの思想に関するものは昔から忌み嫌いがちであるからだ。これからもアクセス数の減少は顕著なる傾向にある。

しかし、小生は一部経の漢和が終わるまで辞める訳には行かないのである。

以上

アクセス数の概要
■hp全体全アクセス数; 34899→ 35888
月平均; 989件/月
一日平均;  33件/日
トップカウンター; 9367→9515

■一番目に良いアクセス数のページ(方便品) 2011年4月;169→3月;243→2月;285→1月;325→2010年12月;311→11月;185→10月;218 過去二年間の合計は 5418→5446

■二番目に良いアクセス数のページ(インデックス)
2011年4月;139→3月;161→2月;191→1月;188→2010年12月;140→11月;130→10月;154
過去二年間の合計 4133→4165

■三番目に良いアクセス数のページ(jyomo.htm)
2011年4月;32→3月;55→2月;66→1月;60→2010年12月;77→11月;54→10月;52
過去二年間の合計は 1382→13991386

■四番目に良いアクセス数のページ(hokekyou2)
2011年4月;28→3月;51→2月;49→1月;58→2010年12月;88→11月;37→10月;51→9月;55→8月;64
過去二年間の合計は1344→1345→1334

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NGOは企業と連携できるか

2011年04月29日 | テレビ番組
【白熱教室・JAPAN 】
第四回NGOは企業と連携できるか?

これは国際基督教大学 毛利勝彦教授の「国際関係学」の講義を抜粋したものです。今回で、社会環境の変化に伴い、NGOと国際社会のかかわり方をNGOの視線から追って行く講義は終わりです。

最終回の題材として、絶滅危惧種の野生生物を保護する目的で設立した国際環境NGO・WWFインターナショナルを取り上げた。

2002年、
WWFインターナショナルはアフリカのヨハネスブルグで開催された環境開発サミットを機に、ステークホルダー(企業などと利害関係を結ぶ事)をしなければ、成らなくなった。

そして、当時のCEOであるスティール氏は、対等なパートナーシップ協働)を組める企業を探し始めるが、メンバーから「企業の言い成りになる」「イメージダウンになる」など、批判された。しかし、ステークホルダーを実施しなければ、これ以上の発展は見込めない。

【課題】

そして、学生たちには当時のスティール氏の悩みをモデルケースを使ってリベートしてもらった。ステークホルダーを実施するに当って、A社、B社、C社、或いはパートナーシップをしないケースを上げる事にした。

A社
消費・生活用品のメーカー(イギリス)
資金;500万ドル
条件;原材料の見直し、エネルギー消費やCO2排出削減に取り組む、WWFプログラムに貢献する。

B社
金融業(アメリカ)
資金;提供する
条件;森林開発・石油探査・ダム建設に融資をしない変りにロゴ使用を認める。

C社
鉱山業(アフリカ)
資金;500万ドル×5年
条件;直接支援は行わず、C社の慈善事業団体から寄付させる。保護地域での開発は行わない。

NO-連携しない

以上、4つのパターンを3C{conservation(環境保持)、communication (広報・啓蒙活動)、cashi(活動資金)}の評価基準を使って企業との連携で何の恩恵が受けられるか?考える事。

【学生のリベート】

賛成派(16人)ーA社
コミュニケーションによって得られるものは
・アドボカシィが容易になる。
・ドネーション(寄付活動)が容易になる。
グリーンウォッシュが少ない。
・イメージアップに繋がる。
・人の質が良い。
・ブランド力がある。

賛成派(14人)ーB社
・小さい企業の方が優位に立てる。
FSC認証を与える事で影響力を大きく出来る。
・企業業績にあまり左右されない。
・デメリットが一番小さい。

賛成派(16人)ーC社
・新興国に直接支援出来る。
・環境を大きく変えられる。

反対派
・大企業A社ではWWFが言い成りになってしまう。
・金融業B社では融資先が見えない。
・B社を通じて環境重視する所に融資するのはHSBCとかぶる。
・シナジー効果はA・C社より小さい。
・C社では環境に繋がり、イメージが悪すぎる。
・C社では支援者を失う可能性が高い。
・何処と組んでも企業の意向が反映される。
・グリーンウォッシュに結び付く可能性が高い。
・グリーンウォッシュ防止の為のCSRで人手が掛かる。
・専門家がいないから理解され難い。
・資金をもらうと批判が出来ない。
・グリーンウォッシュ防止の為、クライメート・セイバーズを行うなど。

【WWFの取り組み】

実際にWWFの粟野美佳子女史を呼んで意見を聞いた。

まず、C社とのケースは有り得ない。
マイニング(鉱山)セクターにはモラトリアム(連携の一時停止)が掛かっていた。なぜなら、レピュテーション・リスク(悪い評判)が高い事や、活動の整合性に説明が付かない事が挙げられる。

A社のケースは
コンビネーションを組まれ、現実的でない。もし、このケースだとしたら、WWFと組んでもメリットが少ない。

C社のケースは
HSDCがある以上、WWFと組んで融資を受けるメリットが企業側にあると言えないからだ。

WWFがパートナーシップをする条件
・デュー・デリジェンスを実施して相手をコントロール出来るか。
・アグリー・トゥ・ディスアグリー (批判の同意)を認めさせる。
・セクターのプロッティングを3Cで評価する。
・評価価値が低い者に対しては何の効果が得られるのかを考える。
・それの企業と組んでサポータが離れない事。
・WWFのリソースを使う価値があるのか

要はWWFの存在価値を高められるかどうかである。

以上で、NGOの取り組み方を簡単に述べた。詳細に関してはWWFに聞いて下さい。

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第3回 「NGO苦悩の選択 資金か使命か」

2011年04月20日 | テレビ番組
【白熱教室・JAPAN 】

国際基督教大学教養学部、毛利勝彦教授の「国際関係学」の講義を抜粋したものです。この講義ではケース・メソッド法による対話型式により授業が進められている。

グローバル社会における政府や市場のひずみの中で、新たな民主化の担い手である国際NGOが直面して来た問題を仮体験させながら、民主的リーダーシップに必要な論理的・批判的思考力とコミュニケーション力を高めて行くもの。

第3回 「NGO苦悩の選択 資金か使命か」

今回は途上国の貧困問題解決を目指し活動する国際NGOワールド・ビジョン・インターナショナル(WV)が直面したHIV(エイズ)問題を取り上げた。

ワールド・ビジョン・インターナショナル(WV)はキリスト教宣教師ボブ・ピアスの「すべての人々に何もかもはできなくとも、誰かに何かはできる」と言う信念の下に、1950 年9月、アメリカのオレゴン州で創設された。

やがて、WVはチャイルド・スポンサーシップ(里親制度)を確立すると、それを拡大して教育、保健衛生、農業指導、水資源開発、収入向上、指導者育成など幅広い分野で長期的な支援を行う総合地域開発プログラム(ADP)を事業の中心にすえる。

そして、「連邦モデル」と呼ばれる上下関係で無く、契約に基づいた組織を構築出来たが、新たな難問、エイズが立ちはだかり、エイズ対策プロジェクトをする、しないでもめた。

「学生のリベート」

この議論「エイズ対策プロジェクトの賛否」をする事で、ロジックシンキング(論理的思考)や、クリチカルシンキング(批判的思考)を養う事。

また、学生に意見を求める上で、ロジカルの三角形(主張・証拠・論拠)を明確にする事を求められた。

まず、WVアメリカ支部がエイズ支援の賛否を取った結果が発表された。賛成派7%、反対派50%であった。

次にHIV/エイズ・ホープ・イニシアチブ(予防・ケア・アドボカシー)が問われ、まず初めにサービス・ラーニング(ボランテアの体験学習)を受けた学生に意見を求められた。

■賛成を主張する意見
アフリカの政府基盤が軟弱である。WVのビジョンが子供支援、なぜならキリスト教の三位一体だからである。宣伝に成る。会員の命を守る事ができプロジェクトが進む。アフリカのQOLを改善できる。

などのWVだから出来る資金や集金力・ネット・プログラム・ミッションの達成・効果的救済策が出された。

■反対を主張する意見
資金提供が受けられなくなる。厳格なプロテスタントのアメリカでは受けいれられない。エイズは「罪人の永遠の刑罰」と言うイメージがあり、ブランドに傷が付く。専門家がいない。地域開発で支持を受けて来ているので別な目的では支持者が集められない。

トップダウンだけではローカル会員は動けない。UNAIDS(国連合同エイズ計画)に相談する。ミレニアム開発目標(MDGs)がやっているのでやる必要が無い。MDGsを支援している事を主張すれば良い。

■結果
意見が出尽くしたところで、学生にエイズのホープ・イニシアチブの賛否を取ったが、賛否の差に明確な違いは無かった。

「ワールド・ビジョン・インターナショナル(WV)の答え」

WVは色々な論議を重ねながら、各国の事情に合わせて徐々にコンセンサスを取りながらエイズ支援に乗り出していった。

急激に進んだのはリッチスタン(新富裕層)と呼ばれる支持者が現れた事や、現地アフリカの声を重要視する事が大きかった。

宗教に関しては、アメリカではカトリックの影響があったが、ヨーロッパでは嫌がられるのでWV全体では差ほど問題にならなかった。

グローバルなアウトリーチ(現地での奉仕活動)は、地域に密着したグラスルーツのプレゼン(草の根運動)を施し、人の心を信じるようにした。

更にホープ・イニシアチブのアドボカシーを大きくし、地域に合ったサービスデリバリーをした。

以上、ザット取り上げた。

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NGO 生き残り策を考える

2011年04月11日 | テレビ番組

NHKの「白熱教室・JAPAN」シリーズ4

シリーズ4は
国際基督教大学教養学部、毛利勝彦教授の「国際関係学」の講義を取り上げた。更に、国際関係学の題材に選んだのが国際NGOである。

そして、紛争・人権侵害・貧困・環境破壊など、現在の国際社会が直面する問題にどのように取り組みをしていけば良いのか?国際NGOが抱えた問題を取り上げながら、話合われた。

第1回 「NGO ミッションを議論する」
と言う事で紛争地や災害被災地での緊急人道支援で急成長を遂げた日本発祥の国際NGOピースウィンズ・ジャパンを題材にしたが、小生は見逃した。

ただ、人道と人権の違いは有事の際に政府が出来ない事をするのが人道支援で、日常の市民運動が人権活動である。

また、支援活動において国際社会では政府よりNGOの方が信頼性が高いが、日本では低い。

第2回 「NGO 生き残り策を考える」
と言う事で人権NGOアムネスティ・インターナショナル(許しの意味)を題材に取り上げた。アムネスティはノーベル平和賞を受賞して、世界中から評価されていたが、2001年大きな転機を迎えた。それは、新たな人員確保・資金源が集まり難くなった。

そこで、アムネスティは専門家を招いてブランド・イメージの再構築を図った。そして、五つのキャチコピーが生み出された。

  1. グローバルな影響力
  2. 世界の情報源
  3. 挫けない活動家
  4. 慈善より市民運動
  5. 正義への挑戦

そして、これらを縦軸にHOT(情熱)→COOL(調査・分析力)を、横軸に現会員(保守)→新人(革新)を取った十字のグラフに五つキャチコピーを置き、説明した。

それらは、政治的な提言を行うアドボカシーなのか?一般市民に知らせるキャンペーンにするかは、この時点では明確でないものとされた。

アムネスティは他のNGOと何処が違うか?
例えば、自由権・社会権・連帯権の何を重視するか、メソッド(手段)は何か、拠点や人員はどのくらいか、拠出金はどうするのか(企業・国・個人)

アムネスティが出した答えは何もせず、すべての人を目的に応じて組織化できる様にしただけ、やった事はロゴの色を黄に変えただけ

黄色の意味は市民に注意喚起を呼びかけ、いつでも不自由な世界から自由な世界に行ける事を意味するもの

そして、最後に人を迎える事は相手を変える事ではなく、過去に捕われている自分を捨てて相手を受け入れる事と築き、アムネスティは常に変革(ムーブメント)を起こす事を努力する事を決めた。

以上、重要な事だけ抜粋したよ。

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