職案人

求職・歴史・仏教などについて掲載するつもりだが、自分の思いつきが多いブログだよ。適当に付き合って下さい。

仏がキンピッカ・ドン、ドン光っているのは

2006年11月30日 | うんちく・小ネタ
こんにちは
ご機嫌いかがかな?

最近、色々な寺に訳有って行き、観音菩薩や普賢菩薩などを拝見します。そして、
ふっと思った事は「なぜ、この仏たちがキンピッカ・ドン、ドンと光っているのか?」と言う事です。

坊さんに尋ねた所「霊験を現して、いるのだよ!」と教えて下さいました。
私としては納得いかないので、調べる事にしました。

法華経の序 品の中に書いてある。
1.衆生の生死の業報処(生き様)を見る為

2.衆生が何を供養しているのかを見る為

3.坊主が山林の中で、精進し浄戒(いましめ)を持つ事

4.菩薩が布施・忍辱(がまん)の行いを見る為

5.菩薩が禅定(禅の修業)し、心身寂にして動じず、無上道を求める姿を見る為

6.法の寂滅の相を知り、法を説いて佛道を求める姿を見る為

菩薩は救いを求めて修業している人を言います。

序品にはなぜ、お釈迦様が出家したのか?そして、何を得たのかが書いてある。
これで、終り

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クリスマスの阿耨多羅三藐三菩提

2006年11月29日 | うんちく・小ネタ

こんにちは
今日はクリスマスについて、
意外な事をお教えしましょう。!

まずその前に、阿耨多羅三藐三菩提(あのくたらさんみやくまんぼだい)についてですが、
阿耨多羅三藐三菩提は仏の最高の智慧の事です。

サンスクリット語では、
阿耨(アノク)=小さい、微少
多羅三藐三(タラサンミヤク)=タラの木の三つの芽
菩提(ボダイ)=頼る所つまり、智慧、教え、
直訳すると、”小さな三つのタラの芽の教え”です。

なぜって、お釈迦様は法華教を説く時、いつも物を用いて教えていました。
そうする事で、字の読めない人にも理解出来るし、忘れない為です。

そして、仏教で大切な物は(心・技・体)また宝は(法・道場・仲間)です。
これらを整える事により、人に嫌な思いをさせる事がなく、悪事に手を染める事なく、悪人に利用される事がないので、いつも笑って過ごせる。

心は
1.慈悲心(感謝、忍耐、持戒の含める)
2.不動心
3.向上心

智慧(技)は
1.物を観察する事
2.現象を調べ考える事
3.考えを試し評価する事

体(行い)
1.健康
2.言動(礼儀)
3.身だしなみ

では、話を元にもどしましょう。
12/25のクリスマス日はキリストの誕生日だと言いますが、実はキリストが生まれた証拠となる文献(聖書)はないのです。

なぜ、12/25がキリストの誕生日になったのでしょうか?
キリスト教がインドに伝わったころ、インドのある地域信仰、つまりミトラ信仰と合体した事に端を発します。

ミトラ信仰は再生古代アーリア人の神話に登場する神ミスラが仏教に入り、弥勒菩薩として信仰されたものと考えられる。

ミトラ信仰では12/25に、冬至に太陽の力が弱くなり、魔が勢い増す事を恐れ、お祭りをする様になった。

そして、キリストの再生復活が取り入れられ、現在の12/25にクリスマスをお祝いするようになった。

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「嫌われ松子の一生」の評価

2006年11月26日 | テレビ番組
私はTBSの「嫌われ松子の一生」を好きで時間の許す限り見ています。
最初は漫画からの登用し、ただ、おもしろおかしく作った番組で、視聴率を上げるため、人気のあるアイドルを使って、適当に作った下らない番組かなと思っていました。

だが、良く仏教の・人の三毒(貧・瞋恚・愚口)が描かれていました。
まず、松子が家を出た原因は12因縁の愛です。

つまり、病に苦しんでいる妹から親を引き離し、自分に親の愛が向く様、勉強し学校の先生になった。でも、親が自分に向かないの知り、瞋恚を起こした為の結果です。

もし、松子が妹に慈悲の心があれば、親の愛に執着する事がない。(渇愛)
そして、校長の事件も、親の意見を聞き入れることのできる自由な心を持てるので、事件は起こらない。また、修学旅行の件も、ダメは、ダメと言える持戒の心を持ち、慈愛で相手をさとす事ができたので、何も起こらない。

松子が家を出た後は無明(まよい)を描いている。
そして、欲に取れわれて貧する姿(ソープ嬢)を描き、ついには地獄(刑務所)に落ちて行く様を描いている。
この様に人の苦の様子を描いている。作品はテレビは初めて見たような気がし、まさに大乗教の教えである。

もう一つ番組「だめんずうお~か」は女の欲(金銭欲)を描いているが因縁の深さまでは描いていない。
その他の番組は人気アイドルの為のもので、評価できない

以上終わり





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太田光の私が総理大臣・・

2006年11月25日 | テレビ番組
11/24(金)日テレの番組「私が総理大臣になったら」
で、”いじめをなくそう”と言うスローガンを禁止します。
と言うテーマの時

太田光が次の様な発言がありました。
「自己愛を持つ事で、自殺が無くなる。」
それは、ウソです。

自己愛を持っているから、逆にいじめが起きるのです。
仏の四諦(苦諦・集諦・滅諦・道諦)の集諦に渇愛より欲を起こし、苦を集めると書いてあります。つまり、自己愛が強いと自分の置かれた境遇と他の者を比べ、自分の存在に哀れみを覚え、不幸を感じ、自殺をするのです。

その反対に萩野大作氏が
「わたしは、いじめられた時相手に逆らわず相手の言うがままに2年間、過ごした。」
このことは、法華経の常不軽菩薩品の中に書いてある。
お釈迦様はどんな人にも、どんな事されても、我慢し耐え続けた結果、苦から解脱できた。

もし、あなたが”いじめ”から脱出したいならば、
いじめている相手に哀れみの心で、普段通り接すれば良いのです。

終り。



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まとめ

2006年11月23日 | ニュース
こんにちは?
今日は今まで取り上げてきた法華経のまとめです。

法華経は編纂した教団の置かれていた社会的状況を示唆しているという説があるが、それによれば、この教団は出家しない在家の大衆部の人たちで構成されていたと考えられ、白蓮華(泥中に咲く)、二乗作仏(だれでも成仏できる)などを力強く主張し、法華経自身を絶対的に讃える姿勢などが、ごく自然に理解でき、般若経の説く形而上学的空とは一線を画す二乗空を説く。

法華経の成立が、釈尊存命時より数世紀のちだという文献学からの指摘に対し、日本の伝統教団では、【師の教義を弟子が継承し発展させることは、生きた教団である以上あり得ることから、法華経をはじめ般若経、大般涅槃経など後世の成立とされる大乗経典が根無し草の如き存在ではなく、釈迦の直説を長い時を経て弟子から弟子へと継承される課程で発展していったものとして後世の経典もまた「釈迦の教義」として認める】という類の折衷的解釈を打ち出す傾向がみられる。

釈迦の悟りの内容は、

1.四諦と縁起及び無我である。

2.救いは超越的存在(例えば神)の力によるものではなく、個々人の実践によるものと説く。すなわち、釈尊の実体験を最大の根拠に、現実世界で達成・確認できる形で教えが示され、それにしたがうことを呼び掛ける。
(あくまで呼びかけであり強制ではないことに注意)

このため、仏教での神は、
六道を輪廻する一切衆生の一部をなし、輪廻という苦の中にある点では、他の衆生と同様、特別な存在ではない。


仏教の教えの基本は、三法印(3つの根本思想)である。(三法印に一切皆苦を付加し、四法印とする経典もある)

1.諸行無常
(一切の形成されたものは無常であり、縁起による存在としてのみある)
2.諸法無我
(一切の存在には形成されたものでないもの、アートマンのような実体はない)
3.涅槃寂静
(苦を生んでいた煩悩の炎が消え去り、一切の苦から解放された境地が目標である)
4.一切皆苦
(一切の形成されたものは、苦しみである)

以上で法華経に関する事は終りです。


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