【開発環境】
OS:Win11(64ビット)
VSCode1.72.2、
クロム
【toString メソッド】
Date オブジェクトが持つ日付と時刻の値をローカルのタイムゾーンとした場合の文字列として返す。
・書式
Dateオブジェクト.toString()
Dateオブジェクトが持つ日付と時刻の値を文字列として返します。
文字列の形式はロケールがアメリカの場合に使用される形式が使われます。タイムゾーンはローカルの環境で設定されているタイムゾーンを使う
・サンプル
let d = new Date();
console.log(d.toString());
>> Fri May 17 2024 16:06:27 GMT+0900 (日本標準時)
現在の日時を持つ Date オブジェクトを作成したあと、 Date オブジェクトが持つ日付と時刻の情報を文字列として取得しました。
【日付を文字列として取得する(toDateString)】
Date オブジェクトの toDateString メソッドは、 Date オブジェクトが持つ日付に関する値をローカルのタイムゾーンとした場合の文字列として返します。
・書式
Dateオブジェクト.toDateString()
Dateオブジェクトが持つ日付の値を文字列として返します。文字列の形式やタイムゾーンについては toString メソッドと同じ。
・サンプル
let d = new Date(); console.log(d.toDateString());>Fri May 17 2024
【時刻を文字列として取得する(toTimeString)】
toTimeString メソッドは、 Date オブジェクトが持つ時刻に関する値をローカルのタイムゾーンとした場合の文字列として返す。
・書式
Dateオブジェクト.toTimeString()
・サンプル
let d = new Date();
console.log(d.toTimeString());
>> 06:00:02 GMT+0900 (日本標準時)
現在の日時を持つ Date オブジェクトを作成したあと、 Date オブジェクトが持つ時刻の情報を文字列として取得しました。
【UTCをタイムゾーンとして日付と時刻を文字列として取得する(toUTCString)】
toUTCString メソッドは、 Date オブジェクトが持つ日付と時刻の値を UTC をタイムゾーンとした場合の文字列として返します。
・書式
Dateオブジェクト.toUTCString()
Dateオブジェクトが持つ日付と時刻の値を文字列として返します。文字列の形式はロケールがアメリカの場合に使用される形式が使われます。タイムゾーンは UTC が使用されます。
・サンプル
let d = new Date();
console.log(d.toUTCString());
> Thu, 15 Oct 2020 05:03:26 GMT
console.log(d.toString());
> Thu Oct 15 2020 14:03:26 GMT+0900 (日本標準時)
現在の日時を持つ Date オブジェクトを作成したあと、 Date オブジェクトが持つ日付と時刻の情報をタイムゾーンを UTC として表した文字列を取得しています。比較のために同じ Data オブジェクトに対して toString メソッドを使ってローカルのタイムゾーンで表した文字列も取得している
【UTCをタイムゾーンとして日付と時刻(ミリ秒を含む)を文字列として取得する(toJSON)】
Date オブジェクトの toJSON メソッドは、 Date オブジェクトが持つ日付と時刻の値を UTC をタイムゾーンとした場合の文字列として返します。
・書式
Dateオブジェクト.toJSON()
Dateオブジェクトが持つ日付と時刻の値を文字列として返します。このメソッドではミリ秒の値まで含めて文字列とします。文字列の形式は ISO 8601 の形式が使用されます。タイムゾーンは UTC が使用されます。
・サンプル
let d = new Date(); console.log(d.toJSON()); >> 2020-10-17T09:24:31.875Z console.log(d.toUTCString()); >> Sat, 17 Oct 2020 09:24:31 GMT
現在の日時を持つ Date オブジェクトを作成したあと、 Date オブジェクトが持つ日付と時刻(ミリ秒を含む)の情報をタイムゾーンを UTC として表した文字列を取得しています。比較のために同じ Data オブジェクトに対して toUTCString メソッドを使って表した文字列も取得しています。