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現代語訳や解説本は面白いですよ~。
触れないでいるとどんどん忘れてしまう私。
今回のアニメでは、ツッコミしつつ、
おさらいをしながら楽しんで勉強させてもらいました~☆
『源氏物語千年紀 Genji 』
第10話 謀叛(むほん)
帝の寵愛を受けながら、
宿下がりの際には源氏との逢瀬を楽しむ朧月夜の君。
しかし、
とうとうふたりの関係が知られる事となりました・・
朱雀帝は自分の愛する女を弟に寝取られ、
悔しくなかったんでしょうかね。
自分らしい恋を大切に、
相手の心を大切にしたいという気持ちもわかりますが、
ちょっと穏やか過ぎると思いました。
私だったら、すごく嫉妬するね!
嫉妬深い母、弘徽殿の女御に不器用な恋だという朱雀帝。
優しい男なんでしょうね・・
頭の中将の良い親友ぶりが描かれてて、
ほっとしたり
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第11話 若紫へ *最終話*
冒頭の戦のシーンは、
源氏の心象風景らしいですね。
ちょとビックリしました。
源氏は須磨に下る事になりました。
朱雀帝に別れの挨拶に行くと、
帝はまたも源氏に優しい言葉をかけるのでした・・
都に残る紫の君は、
どうして自分も連れて行ってくれないのかと嘆きます。
原作では、この頃はもう源氏が手をつけた後ですよね☆
何も知らないねんねの紫の君の「初めて」を奪った翌朝は、
彼女はとても源氏を恨めしく思ったんですよね?
アニメの中のふたりは、まだ何もないみたい
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源氏をイイ人っぽく描いてる?
桐壺院の御陵へお参りに行った源氏。
父の亡霊が現れ、自分(源氏自身)を許せと言います。
優しいですね。
本当に源氏を愛しているのですね。
でも、
源氏がこういうふうになってしまったのは、
もともと父帝からの因縁だとも思ったり・・
いえ、
それも愛ゆえ、若さゆえなのだから、
罪なき罪か・・
朱雀帝の優しさって、父君譲りなのかもしれませんね。
もしかして、
母は違えど血の繋がった弟・源氏。
その母を自分の母がいじめ殺したとか、
女房達の噂話など耳にしていたのかもなどと妄想したり☆
世間と同じく、私も、源氏が須磨へ下るのは、
帝の愛する人と関係を持った罰だと思っていました。
けれど、
現代よりもかなり男女関係が開放的だった当時。
罪に問われたわけではなかったんですってね。
(と、解説本に書いてありました)
実際、
源氏が玉鬘を帝の后にしようとしていたのに、
鬚黒が強引に彼女を奪ってしまった時も、
何のお咎めもなかったとか。
源氏が須磨に落ちたのは、父、桐壺院を裏切った罪。
愛してはいけない人を愛してしまう罪。
それを前世の因縁と考え、
前世からのその罪をこの世で断ち切る為、
自ら須磨へ落ちて行ったのだと、(仏教的な意味があったらしいと)
解説本に書いてありました。
「だったらもっと潔く、出家すれば良いじゃないか」
というツッコミには、
そこまでは思い切れない、現世に執着あるし~☆
という事らしいです。
抑えきれない情愛の念に源氏自身振り回され、
それをもうひとりの自分が、
どこか冷めた目で見ていたりしたのかな・・
訂正:前回の感想で王命婦が源氏を愛していたと書きましたが、
それは間違えで、本当は葵の上付きの女房の事でした。
あちこちつまみ読みしてるうちに誤解していました。
失礼致しました
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2009年4月からのノイタミナは、
『東のエデン』