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今年最後のアニメ感想となりました。
そしてパラキスのなんと最終回!
『PARADISE KISS』 stage-12 未来
ユカリは受験には失敗したものの、
モデル業では母の自慢の種になった。
「オレはどうしても、
服を作る事をビジネスとして消化(?)出来ないんだ。
自分が作りたいと思った服しかつくれない。」
というジョージ。
一度はデザイナーの道を諦めようとしたが、
浜田先生の助言や、香が父に直談判してくれた事により、
パリオートクチュールのメゾン行きを果たす。
青春のひとつの季節を描いた物語だったのね~。
ひとつの出会いが再会のきっかけになったり、
お互いの進路に影響していったり・・
そういうものに真っ直ぐに向き合い、
時には傷付いたり、
でも一歩を踏み出した時に色んなものが回り出す。
夢や希望のある方へ進めるかは自分次第。
パラキスの皆は着実な一歩を踏み出したけど、
閉塞的な人生から逃げ出したかったユカリと知り合ったからこそ、
それぞれの道が見えてきたのかも・・?
母親の面倒を見る為にと言ってたジョージって、
岡本太郎氏みたいと思った。
瀬戸内寂聴さんの『かのこ繚乱』は読んだ事ないけど私の母が言ってた。
太郎氏は息子でありながら、ずっと母の保護者だったんだって。
・・羨ましい話だわぁ~
船でフランスを目指すなんて、ケンゾーを思い出しちゃうな。
ジョージとイザベラって、一生くっついてるんだろーな。
自分の服を理解してくれるパタンナーって、
デザイナーには何よりありがたい存在ですもんね。
(パタンナーって洋服の型紙を作る人のコト。
型紙のことをパターンと言います。)
ま!イザベラも、
面接の時にメンズのスーツを着て行かなきゃならないとこへ、
就職したくなかったのよね。きっと。
(どうせ実家は大金持ちだしな)
最後に大切なドレスを全部ユカリに託して行ったところ。
ええ、じーんときましたわよ・・
こんな(ニクイ)事やってしまえる男について行かないで良かったよ。
正しい選択でした。
で、ユカリの婚約者って徳森くんだったりするんだろうか・・?
『ガン×ソード』と同じく、
OPなしで、EDに持ってきたスタイルでした。
うん、良かった
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作画は最後まで美しかったなぁ
全てを捨てて愛に生きるのも女のしあわせなの
と言ったイザベラ。
オカマちゃんって女より女よねぇ
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追記:森英恵さんがお辞めになったので、
日本人のオートクチュールのデザイナーはいなくなりました。
パリで認められた唯ひとりの日本人クチュりエールでした。
彼女は映画(邦画)の衣装デザインからこの世界に入ったという、
ちょっと特異な経歴を持っているんです。(確か・・)
映画の仕事に行き詰まって(疲れて?)パリに渡った時、
シャネルのスーツを作ったんだそうです。
その時の洋服作りの感動が、
その後の服作りの原動力になっていったとか・・
(私の記憶ではそんな感じ。間違ってたらスミマセン!)
洋服文化の歴史が浅い日本人。
もう日本人のオートクチュールデザイナーなんて現れないかも。
ジョージみたいな人が実在したら、
彼女の後を継ぐ存在(ブランドを引き継ぐというのではなく)
になれるかもなぁ・・なんて思いました。
彼はまさしくオートクチュールの服を作る為に生まれてきたような人間。
あ、でも、彼は自分のイメージに合う人の服しか作れないか?
じゃやっぱ無理かも。
しかし、ワダエミさんのように、
世界中の注目を集める衣装デザイナーにはなれるかもしれませんね