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雨降る中、上野の東京藝術大学大学美術館へ行って参りました^^
「シャガール-ロシア・アヴァンギャルドとの出会い」展
また音声ガイドも聞かず、前勉強もせず^^;
大昔にガッコの宿題で調べた事があったので、
それで良しとしました☆
1.自画像
赤いのって何?
5.父
白々とした顔。目の周りにメガネのような赤い縁取り。
なんか・・
あんまり尊敬が感じられないんですが^^;
展示室内で上映されていた、
【シャガール:ロシアとロバとその他のものに】
を見ると、
シャガールの父は母ほどに芸術への理解がなかったように感じました。
そんな思いが・・?
ナターリャ・ゴンチャローワとミハイル・ラリオーノフ
は、こちらで初めて知りました。
ナターリャの画はマチスっぽかったかな。
生活と宗教と自分メモ。そんな印象だったかな。
18.ロシアとロバとその他のものに
詩人の友人がタイトルをつけてくれたんでしたっけ?
話のタネにとポストカード買ったけど、
色も雰囲気も全然違いますね。
神秘的な黒。
この画は皆既日食のあった年に描かれたので、
その影響を受けたのではないかと解説してあったような。
夜の画のようだけど、皆既日食中の暗闇なのかな。
想像していたより、
厚みをもって丁寧に描かれているものだなぁと思いました。
故郷をイメージしてここに描かれたモチーフは、
これから繰り返し作品に登場することに・・
ここのフロアーは52分の映画を観た後だったので、
これ以降、シャガール以外はさらっと流しました。
失礼!
34.灰色の恋人たち
最愛のベラとの再会を喜びながらも、
革命や戦争の影が迫ってくる不安が灰色なのかな。
でも、
33.緑色の恋人たち
も、
女性の表情は硬く見えますが・・?
ベラの母親に結婚を心配(反対?)されていたから?
35.墓地
わー
こういう感じの画、初めて観ました。
暗い雲と、その間から差し込む光を、キュビズムで表現した空・・かな。
欧米のお墓って、日本のと違って素敵だなぁ。可愛らしいとさえ思ったり。
カンディンスキーの作品は、
なんかイメージが違っていました。
55.家族の顕現
亡き肉親や愛した人たちを想っての画。
56.赤い馬
ベラを想い?
57.彼女を巡って
若い夫婦のモチーフは昔の自分とベラ?
しあわせだった時を思い出しながら、
また悲しみをかみ締めるような冥界の蒼という感じ。
60.日曜日
黄、赤、紫、緑と白の、明るい色彩。
故郷ヴィテブスクと第二の故郷パリの情景。
ふたり目の妻ヴィヴィを得て、再びのしあわせ。
62.イカルスの墜落
墜落するイカルスはシャガール自身との解説?
彼の創作意欲は尽きることのない泉のようで、
亡くなるまで芸術の高みを追い続けていたのかな?
しかし、
落ち行く地上はヴィテブスク。
村人たちは両手を広げ、彼を暖かく受け止める体勢のようにも見え・・
あと、
「魔笛」の衣装と舞台美術はさら~っと^^;
【シャガール:ロシアとロバとその他のものに】
を観る事が出来たのは、とてもラッキー♪でした。
その作風の変化等が理解出来ました。(ぁ、私なりに^^;
最初のパリ時代に手法を吸収。
故郷に戻って独自性を暖め、再びのパリ。
(蜂の巣に置いて行った作品は今いずこ・・?
モジリアニらもいたから安心だとシャガールは思っていましたが、
モジリアニはシャガールを待たずに亡くなったのでしょうね・・)
ユダヤ人だった事でナチスドイツから逃れる為アメリカへ避難。
やっとパリへ戻れるという前年に最愛の妻を亡くすと・・
波乱万丈の人生だなぁと思いましたが、
あの頃の芸術家って、皆、戦争に翻弄されていたんでしょうね。
ユーモアあるけど、芸術については頑固で。
天才だ~
オルセー美術館展2010「ポスト印象派」見損ねたのは失敗だったなぁ ;;