マイ・シークレット・ガーデン

アニメ好きハハがネタバレ感想等をつぶやいてます。秘密のお庭へ遊びにいらっしゃ~い♪

舞姫 テレプシコーラ 第2部 1~3巻

2010年06月17日 | マンガ
オゾン層!
とりあえず、洗濯だけやったけど計画倒れな1日で・・


『舞姫 テレプシコーラ』 第2部 1~3巻 山岸凉子

1巻

六花(ゆき)は高校1年生になっていました。
大人っぽくなって、母親と身長差もほとんどなく、
時間の経過を感じました。
なんと六花は、
ローザンヌ国際バレエコンクールのビデオ審査を通過したのです

野々村茜と一緒に管野先生の引率で出発するところ、
天候悪化でいきなり足止めをくらいます。
茜は風邪で発熱してるし前途多難という感じだけど、
苦手な五嶋先生ではなく、
管野先生と一緒というのはラッキーでしたよね☆

と、
ユースアメリカグランプリでの、
拓人とのアレコレは楽しかったな♪
あの最悪な中学受験の日に声をかけてくれた拓人。
あの時、あのひと言から六花が気になり始めたんじゃ?
本当は優しいんだと、六花が気づいてたところが良かった

お互い励まし合いながら、そしてなかなか面倒見の良い六花。
それは千花のお陰でもありますよね。
千花にしてもらった事を、今度は六花が誰かにしてあげる。
六花はそんな意識ないんでしょうけど・・

千花は六花の中で生きています。
いや、本当に六花と一緒にいるのかも・・
相変わらず弱気なところもありますが、
強くなろうと努力する六花。
少しずつ、彼女も変わってきています。

2巻

バーレッスンの場所取りに失敗し、いきなり落ち込む六花^^;
ローラ・チャンの落ち着いて迫力のある様子を見、
気を取り直します。
その他にも、日本のライバル達の態度から学んだり、
吸い取り紙のごとく、色々吸収しています!

「ボレロ」のオリジナルの振り付けという課題に、
ハーフのイケメンくんと「ワルツ」を踊ってみせた六花。
彼女は、振り付けのイメージが湧くと、
急に積極的になる気がする~♪

他国のダンサーのお国柄とか、
過去のバレエの歴史を変えたダンサーの話題等、
へえ~へえ~へえ~の連続です。

茜の風邪が治ってきたと思ったら、
六花にうつっちゃったみたいでハラハラ・・

3巻

クラシックヴァリエーションレッスンで、
振り付けを変更した踊りを踊って、ダメ出しされた六花。
再度、踊れる事になりましたが、
深呼吸してよく落ち着いて踊れました。
成長した~ ;;

ローラ・チャンがスワニルダを踊るのを見て、
空美を思い出す六花。
ありえないと首を振る六花ですが、
読者はみんな「やっぱり!」って思ってますから!

どんどん課題が進む中、六花の風邪の症状は進んでます。
せっかく迷いながらも、
楽しんで学んで踊っているというのに・・

六花お得意のインプロヴィゼーション(即興)
皆とは全く違う振り付けを思いついたのに、
熱でフラフラな六花には最後まで踊る事さえ出来ません。
ストップかけられそうなところに助け舟を出す者がいました。
なんと、
ローラ・チャンです!
六花の振り付け、難しいステップを正確に踊るローラ。
更に、
六花が踊れなかった続きを、
六花の「言葉通り」に踊り切ってしまいました。
普通だったら、
ライバルの振り付けを代わりに踊るなんてありえないですよね?
友情?
とまで言えないとしたら、
六花の振り付けの素晴らしさを表現してあげたかったって感じ?
胸がいっぱいになりました~

もう一度来年にかけてみては?という管野先生。
しかし、
家の経済状態を考え、次はないと言い切る六花。

「わたしなら 舞台で倒れてでも 今日踊る!」

という茜の言葉にも後押しされ、
悔いなく踊りきろうと前進するのみの六花と茜です!


ああ~もう~
3巻また一気読みでした。
千花の出てくるシーンには涙・・
泣くところじゃないところでも、なんか泣いてました^^;
コンクール、どうなるんだろう~?