エコマーク！グリムスの樹。大人になったよ～
『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST 』
第６１話 神を呑みこみし者
今回は初っ端から最終回か？！と驚かされました（＠＠；
キンブリーの再登場は、巧過ぎるぅ！！
「神」を己の一部に取り込もうとした「お父様」。
そんな事が出来るのか？！と思ったけど、
一時はその野望を果たしたと・・？
太陽と月は完全に重なり、夜のように暗くなったアメストリス。
人々は皆倒れ、命の消えた国は静まり返っています。
エド達はどうなったのかと心配しましたが、
見たところ、彼らの身体に変化はないみたい。
でも、
完全なる存在になってしまった「お父様」にどうやって対抗するのか？！
と思ったら、
ホーエンハイムは先手を打っていました！
錬金術の基本の「円」は国土練成陣のを拝借するのかと思ったら、
日食の影を利用するとは！！か～～～！ニクイねぇ！！
賢者の石にされていた魂が解放され、
一番に命を吹き返したのが赤ん坊で、
再びの産声のように泣き出すと、ＯＰ曲が流れ出すという演出。
すっごい盛り上がりました～！
ああ、良かった ；；
片や、
スカーの意識の変化に怒りを覚えるブラッドレイ。
更に激しい攻撃を仕掛けてきます。
「神など この世界の ど こ に も 居 ら ぬ と ！」
ブラッドレイがスカーに止めを刺そうとしたその瞬間。
神の采配か？！
ダイヤモンドリングの光がブラッドレイの眼を射ります。
すかさずブラッドレイに攻撃するスカー。
剣は折れ、ブラッドレイの両手が身体から切り離されます。
しかし、
なんとブラッドレイは口で剣先をくわえ、スカーを刺します。
壮 絶 ！！
ふたり倒れたところへランファンが来ます。
「私とあれの間に遺言などいらん
王たるものの伴侶とは そういうものだ・・」
仇を討つ前にブラッドレイは命尽きてしまいました。
満足そうに。
ランファンは、ある覚悟を教えられたみたいな・・
（まぁ、リンは彼を王とは認めていませんが）
ブラッドレイの眼を射た光は、
「お父様」が額から放ったエネルギーの塊を、
ホーエンハイムが上に弾き飛ばして出来た穴。というのが、
皮肉じゃないですか？
神というものがいるというなら、
時空を超えて後々の運命もわかって駒を自由にさせている。
という感じなのかな・・
スカーがイシュヴァールの仲間の助けを借りて作った練成陣。
兄の形見。
迷いながらも発動すると、エド達の力が復活しました。
防戦一方になった「お父様」は外へ逃げ出し、
賢者の石を作りに行きました。
エドはプライドとタイマン。
「先に行ってろ！」との言葉を信じ、上に上がる皆。
「君は まだ戦えるか？！」
ホークアイ中尉に訊ねる大佐。
「何か」考えがあるのかな？
ブラッドレイの死にショックを受けているようなグリード。
ちょっとしんみりしてるところが良いです。
最後は敵として戦いましたが、元は兄弟のひとり。
仲間でしたもんね。
「生みの親に従うのは当たり前じゃないですか」
と言ったプライド。
いや、
セリム。
大総統夫妻の子どもでいた時間は、
彼にとって心地の良いものだったのでは？
取るに足らないと思っていた弱い人間の女に、
抱き寄せられ守られた経験等は、
彼の心に変化をもたらしていたのでは・・？
彼の本体は、小さな小さな赤ん坊でした。
指をしゃぶって「ママ・・ママ・・」と言ってるのを聞くと、
なんだか、切なかったです・・
次回 【凄絶なる反撃】