主要２０カ国の財務省、中央銀行総裁会議が１１日米国の債務上限問題の解決を求めた。民主党のオバマ米大統領は、共和党の提案を拒否し対立が続いている。米国議会は上院は民主党が多数で下院は共和党が多数で、対等の決定権を持っている。大統領は民主党のオバマ氏だが、予算案が通らなくなって、政府機関の閉鎖が１０日も続いている。日本は衆議院の決議が優先されるので法案を決定できるが、米国の意思決定をする議会が決められないのは困る。１７日に債務不履行になると世界経済が大混乱になる。世界の基軸通貨の米国ドルの国債の信用がなくなってしまう。日本は米国債を大量に買っているから、大損になりそうだ。米国の金融緩和政策を抑制すると発表しただけで、マレーシャやインドなどの新興国から米国に資金が戻り、新興国が困っている。アジアの成長も鈍化しそうだ。
南シナ海で台湾艦艇と中国の潜水艦が衝突し、各国が艦艇を派遣。米空母が出動し、日本の護衛艦が随伴し護衛する劇画を見た。海上自衛隊は米空母の護衛や機雷の掃海など米軍の指示で動いている。中国が軍備を増強し、空母や潜水艦や、駆逐艦隊が太平洋に進出してくるので、周辺国や米国との緊張が高まっている。米空母艦隊に中国駆逐艦や潜水艦が接近してくる。中国の潜水艦が魚雷発射準備の音を出して威嚇してくる。対潜水艦戦闘の演習を始める。米空母の戦闘機が対艦ミサイルを装備して上空を飛び中国駆逐艦を威嚇する。中国艦は姿を消した。米空母はフィリピンに向かい、日本の護衛艦は米空母艦隊から離脱して日本への帰途に就く。米軍中心の行動に日本の護衛艦が動員され、戦闘にまきこまれそうだ。集団的自衛権の議論が注目される。中国の考えでは世界各国と海をわたって貿易するので、外洋に中国貿易品を乗せた船を護衛する駆逐艦や空母を展開しなければならない。マラッカ海峡が封鎖された場合に備えて、ミヤンマーの海岸から中国南西部に輸送できるルートを作っている。パキスタンから中国の西部に通じる輸送路も作っている。北極航路も調査しているという。日本もホルムズ海峡や、マラッカ海峡が封鎖されたら石油ルートを断たれて大変だ。
地球の表面はいくつかのプレートの上に乗っていて、プレートが互いに下に潜り込んだりぶつかったりしてプレート型の大地震が起きる。Ｍ９クラスの巨大地震になる。東日本大震災はその一例だという。５００年から１０００年に１度ぐらいの間隔でＭ９クラスの巨大地震が起きる。日本のそばでは北海道の太平洋岸沖、東北の三陸沖、伊豆と小笠原諸島、沖縄諸島にプレート型の巨大地震が起きるという。５００年に一度というと人生８０年では巨大地震にあわないことが多いだろう。東日本大震災や大津波を見れたのは運がいいのか悪いのか。被災したら運が悪いことになる。
原子力発電所がゲリラに占拠される劇画を見た。新潟県に潜水艦に乗ってきたゲリラ部隊が上陸し、原子力発電所を襲撃し占拠する。燃料棒を壊して原発を爆発させろと命令する。日本全土を放射能で汚染させる計画だ。地上から自衛隊が原発に突入するが待ち伏せしたゲリラ部隊の反撃を受けて突入できない。自衛隊の戦闘機が原発建屋を攻撃して天井に突破口を作り、ヘリコプターで自衛隊員が突入する。ゲリラは天井からの攻撃に驚き対応できない。銃撃戦の末にゲリラ側は全滅する。ありそうなことで対策をしておく必要があるだろう。ゲリラ攻撃ではないが、すでに東日本大震災の大津波で福島の原発が水素爆発して東日本に放射能が降り除染が必要になっている。原発に自衛隊員を配備するとか、原発をなくすとか、燃料棒をはずして安全な場所に保管するとか。廃棄するとか。外交関係や内政を良くして、攻撃されない友好関係を各国や国内反対派と築かなければならないだろう。
テレビで、中国の経済開発状況を見た。重慶市では農村をなくし、１０００万人の農民を高層マンションに収容して、年金を与え、工場を誘致し、農民を工場労働者、都市民にする大改革が進んでいる。役所のシナリオでは農村をなくして農民を高層マンションに移住させ、工場を誘致して、農民を都市民にして工場労働者にしようとしている。中国には農民戸籍と都市民戸籍があり、農民戸籍だと農業をする権利がある。今のまま自給自足の農村生活をしたい人もいるが、多くはマンションに移住する。工場がなかなか誘致できなくて役所のシナリオ通りにいかない。都市民になっても勤務して給料をもらえる工場、オフィスがない。多くの失業者の住む巨大なスラム街になってしまう。巨大な社会実験だが大変なことになりそうだ。実験ではなく本番だ。多くの人が死んでしまうかもしれない。