70歳で貧乏になる人が急増しているという。定年後は悠々自適の余裕がある人生のはずだったが、今の社会ではそうはいかなくなっている。あるサラリーマンの場合は定年時は退職金が3000万円出て、貯金も1000万円あった。退職金で郊外にマンションを買った。特に贅沢な暮しをしていたわけではないが、元証券マンの兄に父の遺産の運用を任せていたら、リーマンショックが起きて兄は資産の運用に失敗し資産がなくなってしまった。病気の治療費もかさみ家計を圧迫する。子供も30歳になっても就職できずごくつぶしになり養育費がかかる。持ち家や車の維持費がかかる。見栄を張って冠婚葬祭の出費も多い。70歳になると老人が老人の親の面倒をみる老老介護で疲弊する。お金がないと老人ホームにも入れない。要介護度が上がると老人ホームも追い出される。孫への多額の資金援助をしてしまう。定年後10年で貯金は底をつき、働く口も体力もない状態になる。さらに、消費税が上がり、物価が上がり、医療費の自己負担が増え追い打ちをかける。悲惨なセカンドライフになるという。困ったものだ。
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