テレビで、JR北海道の事故多発の様子を見た。特急列車のエンジンが火災になったり、レール幅のずれが補修されずコンテナ列車が脱線したりしている。260か所の補修が放置されていたという。事故をもみ消すためにATSの機械を壊した運転手もいる。補修したくても人手が足りず、中堅の40代が少ない。若い人と高齢のベテランに二極化して断絶して、技術が伝わらず工事ができない。社内の情報交流も良くない。26年前に国鉄が民営化されたが、JR北海道は赤字体質で、スピードアップを目指して特急を高速で走らせ無理が出て火事になったようだ。新しい車両もあるが、古い車両も多い。両方整備しなければならず大変だという。特急の火災事故後はスピードダウンしているようだ。安全第一でスピード競争はしないでほしい。