宗教思想。ギリシャは幸福、仏教は慈悲、道教は自然、キリスト教は愛。

　テレビで各宗教思想の中心概念を見た。ギリシャの哲学者アリストテレスはよりよく生きて幸福になることが大事だとした。仏教の開祖仏陀は慈悲の心を持ち、絶望して欲望をなくして涅槃に入り悟りを得た。道教では老子や荘子が仁、徳、道を重んじ、無為にして自然と化すことを説いた。キリストは愛を説き、キリスト教が世界に広まったという。
　人口減少社会では国家、産業、会社の戦争や商戦による拡大、成長ではなく、地域共同体コミュニティーを大事にして、社会保障を充実させてゆとりある生活をして幸福を目指すことが大事だという。
　地球規模の経済交流の時代から近場の省エネ型の経済交流になるだろうか。