MA社会研究所情報

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国会議事堂を見学した。豪華な建物で不況対策の議論。実情がわからないだろう。

2008-12-08 17:52:12 | Weblog
国会議事堂を見学した。建物は荘厳な雰囲気である。大正9年に着工し、17年かかって昭和11年(1936年)に完成した。天皇の間が中心にあり、華麗な装飾で飾られた豪華な部屋であった。日本帝国主義が発展し、天皇陛下万歳の軍国主義になっていく侵略的な時代の雰囲気を感じる。このキングコングのような議事堂ができるまでは、木造の仮議事堂であったが、日清戦争に勝ち、日露戦争に勝った。議事堂の建物が簡素なほうが国が発展するのかもしれない。
本会議場は半円形に席が並べられている。議論しにくいだろうと思う。イギリス議会は対面式で議論する。シートの色は赤黒いものだと思っていたが、シルバーのシートだった。背中が直立していて、幅も狭く、身動きできず、長時間の議事では窮屈で疲れるだろうと思った。
天皇中心の豪華で古めかしい議事堂にくらべて、議員はタレントのような人が増えているようだ。議員が世間と隔離されてしまい、社会の動きがわからず不景気対策、雇用対策が遅れそうだ。倒産しホームレスになり、自殺する人々の気持ちがわからないだろう。
モダンな市民ホールのような議事堂にして、議論したほうが民主主義の市民感覚にあった法案や議論ができるだろうと思った。


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