MA社会研究所情報

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町内会は行政に協力し、保守派が支配、担い手減少、活動減少。今後は高齢化で町内会の支援が必要。

2011-02-10 15:18:55 | Weblog
放送大学で町内会の歴史を聴いた。戦前は町内会は行政の末端組織となり、配給や行政の出張所の業務をした。米国などが1945年に日本を占領し、町内会が保守ファシズム軍国主義の温床になっていると考えた。防犯協会などと名を変えた。講和して町内会が復活し行政に協力した。全戸、自動、反強制加入だった。行政に都合のいい公共的民間組織であった。1970年代は町内会の全盛期で保守政治家の後援会になった。1980年代は担い手が減り衰退し、1990年代はほかにNPOや生協が増えて転換期になった。町内会は主に地元の自営業者が担ってきた。会社員はかかわらなかったという。
これからの高齢化社会では高齢者の生活圏が町内になるので町内会の支援活動が必要になるだろう。


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