MA社会研究所情報

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ソマリアの海賊対策で海上自衛隊が出動か。始めるときりがない泥沼に入る。

2009-01-29 00:57:50 | Weblog
アフリカのソマリア沖の海賊対策に海上自衛隊が出動する準備を命じられた。
海外派兵は日本国憲法で禁じられているが、日本近海を対象としていた海上警備行動の拡大解釈で出動するという。日本船か日本関係の積荷を運んでいる船を護衛すると言う。海上保安庁の仕事のようだが、海上保安庁の船では遠洋航海ができないので、海上自衛隊に行けという。海上護衛は自衛隊の任務だろうが、戦争状態を想定している。海賊は10mぐらいの船に船外エンジンをつけて走り、7人ぐらいのグループで自動小銃や携帯型の対戦車ロケットを持っているようだ。縄ばしごをかけて船に乗り込み乗務員を人質にして数億円を要求するビジネスになっているという。ソマリアは内戦で無政府状態で取り締まりもできず、海賊行為が生きるための仕事になっていて、海賊は若者の憧れの目標で英雄視されているという。
海上自衛隊の船は数千トンで大きいが、対戦車ロケットを打ち込まれたら穴が開いてしまうだろう。沈没するかもしれない。夜の闇にまぎれて小船で近寄るのでレーダーにも映らないだろう。交戦状態になったらどうするのだろう。経費もかかる。誰が出すのか。護衛艦を交代で配備することになると給油や支援や、乗員の休養も必要になる。やり始めるときりがなく泥沼にはまっていく。最初が肝心だ。行かないほうがいいかもしれない。アメリカのオバマ政権はどう言ってくるだろうか。


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