MA社会研究所情報

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オリンピックで盛り上がるロンドン。スポンサーと関係者のお祭り。市民は排除され生活が不便で困る。

2012-07-14 14:38:19 | Weblog
アメリカの雑誌で、3度目のオリンッピック開催で盛り上がるロンドンの裏の生活問題と格差を読んだ。ロンドンは世界最高の都市だと市長が宣言した。エリザベス女王の即位60周年を祝ったダイヤモンドジュベリーでは、1000隻のボートがテムズ河を下るパレードなどの壮大な催しも行った。しかしイギリス社会には深い亀裂と市民生活を脅かす問題がある。ロンドン市民は幻滅し、政治家や、銀行、政権と癒着したメディア、運航がでたらめな鉄道、インフラに激怒している。お粗末な交通機関と、住宅バブルと、移民対策がなく、銀行救済に市民からの巨額の税金を投じ、オリンピックの膨大な費用を市民に払わせようとする。オリンピックはスポンサーと関係者が楽しむためで、市民は排除され、生活は規制されて不便になる。住宅バブルで高くて若い人は家が買えない。外国人の金持ちが住宅を買ってしまい、住んでいない住宅が多い。遠距離通勤も列車の運航が不確かで遅刻が増える。政治家は市民から税金を取ることばかり考えている。オリンピックは金の無駄使い。英国人に仕事がないのに、東欧の移民はオリンピック工事に雇われている。警察は暴動を鎮圧できず信用できない。富裕層は税金逃れをしてさらに金持ちになっていく。格差が拡大しているようだ。イギリスの料理はまずいといわれていたが、最近はうまい店が増えている。リアルエールが飲めるパブが減り、紅茶も簡単なティーバックで入れる家庭が増えているという。イギリスの伝統も消えていくようだ。


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