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日中、日韓関係を大学で講義。学生が討論。歴史認識に差。領土問題は協同開発で。

2011-09-12 12:40:35 | Weblog
テレビで、日中関係と日韓関係について慶応大学藤沢での講義を聴いた。中国に親しみを持つ人は50%、日中関係が良好という人は35%。中国の若者は日本が戦前に中国を侵略した歴史を良く知っているが、日本人の若者は戦前に日本が中国を侵略した歴史を知らない。最近は日本のアニメや若者音楽、ファッションなどの文化が中国でも人気があり親しみを持っている。中国は日本の援助を軍事費に使っているとか、北海道の不動産を買い占めているという学生の意見も出た。中国で反日教育が行われた時期がある。サッカーを見るマナーがよくなかった。日本の本を焼いたりしている。
日韓関係は韓国に親しみをもつ人が80%、関係良好という人が80%いる。竹島問題は国際司法裁判所に提訴すべきだという日本の学生と、韓国のものと決まっているから問題はないという韓国学生がいた。歴史認識に差がある。韓国の若い男性スターに日本のおばさんがあこがれる。Kpop音楽も人気がある。韓国では海外起業家を育てようとしている。
被害者は歴史を覚えているが加害者は覚えていない。秀吉が16世紀末に朝鮮を侵攻して多大な損害を与えた。他の帝国主義国に倣って1930年代から日本帝国は中国に侵攻し南京大虐殺をした。
最近の中国は経済力を持ち軍事力を拡大している。世界の生産工場になってから所得が増え、中間層が増えて世界の消費市場になってきた。石油などのエネルギー資源を求めて尖閣諸島をとろうとしている。日韓の領土問題の竹島もあるが、未来志向で協同開発するのがいいという。
現実には中国は空母を造って武力で威圧して領有しようとしているようだ。


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