日本のエネルギー。天然ガスをパイプラインを引いてロシアのウラジオストックから輸入するという。

テレビで、日本のエネルギー輸入の状況を見た。原子力発電所が停止しているので天然ガスによる火力発電が主力になり、値段の高い天然ガスの輸入量が増大して、円安の影響もあり日本の貿易赤字が増えている。米国はシェールガスが出て、カタールからの天然ガスの輸入を減らしたので、カタールはヨーロッパ向けに輸出して、ロシアのヨーロッパ向けに天然ガスの輸出が減ってしまった。ロシアは中国や、日本に天然ガスを売り込もうとウラジオストックまで天然ガスのパイプラインを引くという。２０１８年にはパイプラインがつながる。日本のメタンハイドレートも２０２０年には採算に乗り海底から採掘できそうだという。２０２０年ごろにはエネルギー供給状況はこのようになりそうだという。政治的に不安定な中東の石油に頼るエネルギー事情も変わっていくようだが、ロシアの政治状況で天然ガスの輸入が止まりそうになるのも心配だ。