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スコットランドが独立するかどうか投票で決めた。独立せずだが自治権は拡大か。地域の独立運動が増える。

2014-09-23 16:12:52 | Weblog
 イギリス北部のスコットランド地域が独立するかで投票が行われた。イギリスはイングランド、スコットランド、アイルランド、ウエールズで構成された連合王国で、スコットランドは1707年以来307年間イングランドに征服されるような連合になっていた。スコットランドは北海油田や、造船業などの産業があり、独立しても経済的に大丈夫だという議論が行われた。スコットランドは社会福祉を重視した政策をとりたいが、イングランドは自由競争の保守党サッチャー主義的な政策だ。世論は真っ二つで、世界中がイギリスが分解するのかと注目した。投票結果は独立賛成45%、反対55%ぐらいで独立はしなかった。独立派も多いので自治権を拡大するか議論になっている。地域が独立しようとする動きは世界各地にあり、スペインのカタロニア地方も独立しようとしている。日本でも大阪が独立しそうだ。1945年に太平洋戦争に敗れた時、日本もドイツや、朝鮮のように分割されそうだった。北海道はソ連、東京や東日本は米国、大阪や近畿は中国、広島や九州はイギリスが領土にする話があったという。世界中で地域の独立運動が起きて、世界150カ国ぐらいではなく、都市圏ごとに国ができ数万の国家がある時代が来るかもしれない。


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