中国の首都北京で開催されているアジア太平洋経済協力会議APECで日本の安倍首相と中国の習近平国家主席が2年半ぶりに約25分間会談した。日中首脳が会談したのは2年半ぶりだった。安倍首相が先に到着して待たされ、習主席はあとからあらわれて握手をしたが笑顔はなく、視線も合わせず、安倍氏がなにか語りかけても知らぬふりだった。習氏は他の国の首脳とは笑顔で握手していた。対応に差をつけて中国国内の人々に習主席は親日派ではないと見えるように氣を使ったようだ。会談前に合意文書を作成して会談を実現させたという。順序が逆のようだが、根回しが表面化したようなものだろうか。両首脳は戦略的互恵関係に基づき日中関係を発展させることを確認し、尖閣諸島で両国が緊張関係にあるので、海上での衝突を避ける海上連絡メカニズムの運用開始を調整することで合意した。歴史問題について習主席は13億人の中国人民の感情の問題だと指摘した。日本人は過去を忘れて新しいものに飛びつくが、中国は悠久の歴史の意識を持っているようだ。
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