自民党が野党の時期の2012年に作った憲法改定案が国会論戦で注目された。どのような草案なのか見た。草案では日本国は長い歴史と固有の文化を持ち、天皇をいただく国家で、国際社会において重要な地位を占めており平和主義の基に諸外国との友好関係を増進し、世界の平和と繁栄に貢献する。内閣総理大臣を指揮官とする国防軍を保持する。国民は自由と権利には責任と義務が伴うことを自覚し、公の秩序に反してはならない。家族は社会の基礎的な単位として、助け合わねばならない。緊急事態が発せられた時は、内閣は政令を制定できるとしている。現在の憲法は諸国を信頼して生存しようとし、日本国の武力行使や保持を認めない。国民は個人で権利を持つとしているが、自民党の憲法案は政府の独裁や武力行使を認め、社会は家族が支援しあうものと考えている。孤立化個人化した少子高齢化時代に合わない家族主義の考えのようだ。
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