MA社会研究所情報

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中国の戦国時代に諸子百家が活躍した。秦の始皇帝が統一した。厳しい法の支配で反乱がおき漢ができた。

2009-02-08 23:57:25 | Weblog
放送大学で中国社会の歴史を聴いた。春秋戦国時代に諸子百家といわれる思想家たちが社会の新秩序をつくるために自論を展開した。
法家は王が国民を統治するための規則を説いた。西欧の法はローマ法で国民の権利を説いたのとは逆だった。
墨家は反戦と博愛を説いた。儒家は忠と考で年功序列、血縁者の愛を説いた。
道家は自然の法則にしたがい、無為自然を説いた。
初めて中国を統一した秦の始皇帝は封建諸侯の支配をなくして、郡県制と官僚制で治めようとした。統一か分権か議論があり、批判する学者を穴埋めにして殺し、思想関連の本を焼いた。農業の本など実用的な本だけが残された。
現代のように内部統制やコンプライアンスという法律による厳しい治世で、遅刻すると殺されるので陳勝呉広が反乱を起こし、これをきっかけに、各地で反乱がおき秦は滅亡した。
戦乱の中で劉邦が漢を建国し中国の基盤をつくった。


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