テレビで世界史を見た。アメリカはイギリスの植民地だったが、重税をかけるイギリスから独立する戦争を起こし、1776年に独立宣言をした。独立戦争をフランスが支援していて、フランスのラファイエットが副将軍だった。アメリカの独立で自由と平等の思想が広まり、1789年にフランスでも革命が起きバスチーユ監獄に入れられていた政治犯を解放し、武器を取り出して武装闘争が起こり、国王を処刑して共和制になった。アメリカ独立の自由平等の思想がフランス革命を起こし、ナポレオンが権力を握り、ナポレオン法典を作り、現代の法律の基礎になった。日本国憲法もこうした自由、平等の思想の上にできた憲法だろう。自民党が日本人の手で独自の憲法を作ろうとしている。草案を見ると天皇、国王主権の戦前の軍国主義のようだ。市民の自由や平等の思想が入っていない。国民が最低限の文化的生活をする権利も認めていないようだ。歴史を国王主権の王国時代に戻そうとする歴史に反した困った憲法草案のようだ。
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