MA社会研究所情報

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社会の変化と結婚事情。農業社会、工業社会、脱工業化社会。個人化、高齢化。

2016-11-05 15:40:46 | Weblog
 テレビで社会の変化と結婚事情を見た。農業社会では嫁は中心的な生産力で、多くの子供を産んで労働力を増やすことが望まれた。工業社会になると農村の嫁不足が起き、農家の若い男たちが数十台のトラックターを運転して東京で嫁探しのデモ行進をして海外メディアが注目した。農家の高齢化が進んだ。工業社会では、時間を守り、集団行動する、規則を守る人が望まれた。社宅や団地に住む夫婦と子供二人の核家族が普通のモデルになった。脱工業化社会になると、自由な個人化が進み、脱制度化が進み、収入も少なく、雇用も不安定で妻子を養えない。そこで結婚という制度枠に入らないでも性交渉してもいいという人が80%以上になった。離婚が増えて子供が生まれなくなり、人口の4分の1が65歳以上という少子高齢化社会になった。結婚相談所に来る人も昔は20才台が多かったが、最近は20代から70代まで年齢層が広がってきた。男性は女性が妊娠可能な40歳までの相手を希望するという。このままでは無関係の個人ばかりの社会になりそうだ。

自由と平等を求めてアメリカ独立戦争が起き、フランス革命が起きた。日本国憲法も自由と平等の思想でできている。

2016-11-05 10:02:04 | Weblog
 テレビで世界史を見た。アメリカはイギリスの植民地だったが、重税をかけるイギリスから独立する戦争を起こし、1776年に独立宣言をした。独立戦争をフランスが支援していて、フランスのラファイエットが副将軍だった。アメリカの独立で自由と平等の思想が広まり、1789年にフランスでも革命が起きバスチーユ監獄に入れられていた政治犯を解放し、武器を取り出して武装闘争が起こり、国王を処刑して共和制になった。アメリカ独立の自由平等の思想がフランス革命を起こし、ナポレオンが権力を握り、ナポレオン法典を作り、現代の法律の基礎になった。日本国憲法もこうした自由、平等の思想の上にできた憲法だろう。自民党が日本人の手で独自の憲法を作ろうとしている。草案を見ると天皇、国王主権の戦前の軍国主義のようだ。市民の自由や平等の思想が入っていない。国民が最低限の文化的生活をする権利も認めていないようだ。歴史を国王主権の王国時代に戻そうとする歴史に反した困った憲法草案のようだ。