MA社会研究所情報

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2016年度政府予算案。安全保障関連は5兆円を超えた。離島防衛用に水陸両用車や戦闘機を購入。

2015-12-25 13:46:47 | Weblog
 2016年度の政府予算案が決まった。96兆円を超える予算規模になった。安全保障関連の予算を見た。自衛隊の活動が拡大する安保法が成立したので防衛費も初めて5兆円を超えた。中国の脅威に対応して離島防衛力を高めるために新型輸送機オスプレイを4機購入する。水陸両用車も11両購入して連携して離島に上陸する。戦車並みの主砲を持つ機動戦闘車も36両購入し、輸送機で運びすみやかに展開できるようにする。宮古島や奄美大島に警備部隊やミサイル部隊を配備する関連経費を盛り込む。早期警戒機1機、潜水艦1隻も建造する。弾道ミサイルに対応するイージス艦は1隻1734億円、F35スティルス戦闘機は6機で1084億円、無人偵察機3機の部品は146億円、新型輸送機オスプレイ4機で447億円、空中給油機1機の部品は231億円だという。防衛装備品は高い買い物だ。東京オリンピックの会場になる新国立競技場は1500億円ぐらいの建築費がかかるが財源がない。イージス艦1隻分の建造費を回せばできそうだ。