MA社会研究所情報

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女性は子供を産む機械か。産まぬ女性が増え、機械で人間造りか。

2007-02-01 19:09:16 | Weblog
柳沢厚生労働大臣が「女性は子供を産む機械」と発言して、大臣辞任を要求されている。女性を機械扱いしたとして、非難を浴びているようだ。自民党の大臣がどのような女性観を持っているかがよくわかる発言だ。戦前派の世代だろうから、富国強兵で、女性はお国のために子供を沢山産んで、立派な兵隊を沢山育てるのが役目だと思っているのだろう。子供作りを、工場のように感じて、子供を産む機械と発言したのだろう。機械と言っても、かっこいい航空機や、美しい船もあるので、機械とよばれて怒るのは、、機械に失礼な気もする。
戦後民主主義では、女性も自立した個人として生きるのが良いとされ、子を産み、育てるだけが女性の使命ではないと考えられるようになった。男性も子育てに協力するのが良いといわれ、育児休暇も取れるようになった。しかし、子供を産むのは、女性にしかできないことだ。子供を産まない女性が増えて、人口減少に大臣は悩んでいるのだろう。今後は人工授精の時代になるかもしれない。人間を造る機械が本当にできてくるだろう。
時代の変化がわからない、古い世代が大臣をやっている。もっとも、安倍内閣は戦前の古い時代に戻そうとしているようで、年寄りの大臣がちょうどいいのかもしれない。