60年代は東大生はガリ勉で牛乳瓶の底のように厚い眼鏡をかけていて、早稲田はバンカラで、男っぽく男尊女卑で、田舎出身者が多く、慶応はハイカラで都会的で女性に優しいというイメージがあったが、最近は変わってきている。東大生も裕福な家庭の人が増えて、美人がいるようになり、タレントになったり、遊んだりしている。早稲田はハイカラになって、リーガロイヤルホテルを造ったりしている。慶応は民間財界の代表だったが、役人や、司法試験を目指す人が増えてきた。各校の校風が混合してきているようだ。同じ人が東大、早稲田、慶応をかけもちで受験して受かったところに入るので、似てくるのだろう。それでも卒業する頃には各校の校風の雰囲気を漂わせてくるようだ。