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MA社会研究所情報

宇宙、世界、日本の歴史や未来。日常生活、社会情報を、しぐれ猫がお伝えします。

シンガポールの3棟並んだ巨大ビル。屋上にサーフィンボードが乗っているようだ。

2012-08-26 15:15:07 | 経済
テレビで、シンガポールにできた巨大ビルの中を見た。3棟の高層ビルの上にサーフィンのボードを乗せたような施設で、屋上に長さ100mほどのプールがあり、街や海を見下ろしながら天空の雲にのってプールにつかっている感じがする。まわりには転落防止用のてすりがあるがプールからは見えない。ショッピングモールもあり、ホテルやレストランもある。国際会議や展示会をする施設だ。アジアの貿易センターとして成長するシンガポールを象徴する様なビルだ。内部を見てみたいと思っていたが、テレビで見ることができた。思ったよりカジュアルでリゾート感覚があった。

消費税率が2014年4月から8%に。低所得者には死活問題。100円値上げでも痛い。

2012-08-11 14:23:29 | 経済
参議院で消費税増税関連法案が民主、自民、公明の3党などの賛成で可決し成立した。18年ぶりで税率は2014年4月に8%、15年10月に10%に引きあげられる。総額13.5兆円の増税になる。年収500万円の夫婦子供2人の家庭で33万円、年収1500万円の4人家庭で76万円、年収240万円の高齢者世帯で14万円の増税になる。月20万円の年金で高齢の夫婦が暮らしている場合は消費税が10%になると現在よりさらに赤字が増えて生きていけなくなる。年金や社会保障のための消費税増税だが、助けるはずの人を殺してしまう。低所得者向けに生活必需品は無税にするなどの対策が必要だろう。増税は財政再建のためだろうが国家が残って国民の30%が死んでしまうかもしれない。

人間復興の経済学。共産主義者になった河上肇と厚生経済学を説いた福田徳三。

2012-07-30 12:48:21 | 経済
テレビで、人間復興の経済学という番組を見た。戦前に共産主義者になった河上肇と厚生経済学派の福田徳三の話で、両者は議論の相手でキリスト者だった。河上は農業は営利主義ではなく利他主義でないといけないと考えた。福田は農業の貨幣経済化を考えた。輸入米に関税をかけるかという課題に、河上は賛成し福田は反対して議論した。河上はヨーロッパに留学し、第一次大戦後のロンドンに住んだ。イギリスは階級社会で山高帽の英国紳士が靴磨きを見下して靴を磨かせていた。大地主と貧民の貧富の差が大きかった。河上は日本に帰国してから貧乏物語を書き朝日新聞に連載された。イギリスでは2%の金持ちが富の71.7%を所有していた。日本でも働いても貧乏なワーキングプ―アを石川啄木が詩にかいた。福田はドイツのブレンターノの説を学び、人間には生存権があるといった。1919年のドイツのワイマール憲法にはこの考えが盛り込まれた。それまでは貧乏は働かないからで、罰するというエリザベス救貧法の考えが強かった。河上は欧米の学者によらず自分で考えることにした。河上は贅沢をやめようといい、福田は金持ちは自制心がないといった。社会主義の堺利彦は、河上も福田も道徳と経済論を混同していると批判した。1917年にロシアで共産主義革命が起きた。河上はマルクスの研究を始めた。福田は吉野の大正デモクラシー運動に加わり、普通選挙を求めた。共産主義の労働者独裁に反対し全国民での社会改良の道を考えた。1925年に治安維持法でができて共産主義者を逮捕した。河上も逮捕された。1929年に世界恐慌が起き、東北では女性が身売りしていた。日本軍は満州事変を起こして中国侵略を進めた。福田は価格経済を超える生存権の社会政策という本を書き、厚生経済学をすすめた。現代は新自由主義で世界経済グローバル競争の時代になり、むき出しの資本主義になった。日本国憲法でも人間の生存権を認めている。市場競争より人間重視の経済学にしなければならないという。洪水や大災害が起き、噴火や大地震の起きる恐れがある。人間を助けなければならない時代だろう。

アメリカでは好きなことを仕事にする。アクセサリーショップを開き、お金持ちなった。

2012-07-21 00:32:06 | 経済
テレビで、お金持ちの家を訪問していた。出てきたのはドアボーイのような30代の若い人だったが、年商128億円で41店の社長だという。若いころに日本で仕事がうまくいかなくてアメリカに渡った。飛行機の隣の席の人がアメリカの田舎に行ったほうがいいというので砂漠に行った。アメリカでは好きなことを自分の仕事にしている。いろいろなきれいな石をアクセサリーにしているのを見てそれを売る仕事を始めた。アクセサリーショップを日本にも開き、大儲けして、豪邸を建てた。玄関には真っ赤な1.8憶円のフェラーリが置いてある。鑑賞用だという。居間はホテルのロビーのようで、ホテルのようなビルディングだ。アメリカンドリームを実行したような人がいる。

人文地理。地表の人間生活の研究。福祉でも市場競争。介護も利用契約する。

2011-09-30 13:40:11 | 経済
放送大学で人文地理学の授業を見た。人文地理学は地表の人間生活と生活空間、資源、災害などを研究する。地域の格差があり、資本主義で競合、排除が起きる。
福祉についてみると、生活の安定、豊かさ、幸福度、生活の質が問われる。豊かさとはお金や、心理、対人関係、社会参加、生きがい、地位、安心、安全な環境である。
1960年代から高齢化、病気、事故、災害が目立ってきた。
1980年代から新自由主義で小さな政府をめざし、国鉄や電電公社などの公共サービスの民営化が行われ、市場競争状態になった。格差が拡大した。
福祉も2000年に新しい法律ができて、介護保険もできた。利用契約する方式になった。サービスに格差ができた。訪問、通所、短期入所、入所のレベルがある。車いすの人の近接性、輸送コスト、バリアーがある。障害者も参加できるようにする。歩行と、手押し車いすと、電動車いすでは行動領域が違う。行動領域が地図でわかる。
福祉は公共サービスだろうが、民間のほうがサービスが良く対応が早いかもしれない。