スケッチブック 〜写真で綴るスローライフな日々2

写真を撮りながら、日々の暮らしや旅先で感じたことを書いています。
2016年からは撮った写真をイラスト化しています。

東京 有楽町 まんぷく食堂

2014年10月07日 | 料理/グルメ
自分ではこだわっていないつもりでも、意固地になって手をつけないものが誰にでもあります。以前はワインなんて飲むものじゃないと思っていたのに今では一番好きになりました。僕は、B級と呼ばれるグルメが大好きで、どこにでも行くくせにガード下で一杯やることができません。というか、自宅の近くも職場周辺にもガード下の飲み屋がないからです。いや、厳密に言えばガード下の飲食店は珍しくありません。だから憶えていないだけでどこかで利用しているでしょう。そうではなくて、仕事帰りに赤提灯というかスーツを着たままで道路にはみ出してほろ酔いになるあのサラリーマンになってみることなんです。それもできれば、新橋か有楽町辺りで。今日は出張先で一人ホテルに向かう途中、新橋から有楽町に向かって歩いていました。午後六時過ぎ、そろそろサラリーマン達がアフターファイブに一杯始める時間です。その気はなかったけど、羨ましいなあと思っていたら、急に気持ちが高まって、晩御飯は是非ともガード下でとりたくなり、レトロ感満載のまんぷく食堂に入りました。入った?いいえ。実際は道路に面した即席のテーブルの席に着きましたから店内ではなく店外です。ガード下ですが、通り抜けの道沿いあるお店で、壁には昭和の匂いがぷんぷんする古い映画のポスターが目一杯貼ってありました。お店のバスストップまで用意されています。外国人の観光客が写真を撮っているので観光スポットにもなっているようでした。24時間営業で居酒屋なのか洋食屋なのかよくわからないお店だと思ってください。夜でもランチメニューが頼めると聞いたので、スパかつカレーとトリスハイボールを注文しました。更によくわからないけどお通し代がついても全体で30%引きだったので、1400円かからない金額でした。オープンカフェのようなお洒落な雰囲気なら照れはないけど、人が行き交う道端に座っていると落ち着かないものです。食事が出てくるまでにトリスハイボールを飲み干してしまうと少し酔いがきました。スパかつカレーを頼んでいたのに、何を頼んだのか忘れていました。食べてみたけど、ご飯の代わりにスパゲティになっているカツカレーは特に変わった味ではありません。何故ここで一人きりで食べているのか不思議な気がしてくるものです。ともかく有楽町のガード下で一杯飲んで夕食をいただくことができました。



まんぷく食堂 公式サイト
コメント
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