第一話。カウリスマキの章。圧倒的映像。この濃密な色彩。それを見ているだけで惚れ惚れする。けれど考えたら内容はなし。カウリスマキに一杯喰わされたか、、。(映画ではだれも食わなかった。)
第二話。久々のペドロ・コスタ。相変わらず力強いメッセージ色。体の中を突き抜ける衝動というものを彼の作品からは感じる。この作品だけが短編映画に真っ向勝負してる。出し物は黒沢の「夢」の一挿話「トンネル」に影響を与えられ . . . 本文を読む
久しぶりにシネヌーヴォーの2階へ。ここは秘密試写会めいた雰囲気のあるたった24席の映画館。けれど今日はいつもより人は多い。何故?
伊丹市が全面協力の自主映画らしい。それにしては登場人物も多く、ちょっとしたサスペンステレビドラマ風である。ストーリーも23年前の殺人事件と現代との連鎖を連想させる面白そうな展開である。
ラスト近くになってきてどうもこの主人公カップルがどうももたもたしているようで、結 . . . 本文を読む