設定、題名からどんな本格で奇抜なミステリーを読ませてくれるるのかと思っていたら、文章は平易で、展開も目ざといものもなく、平凡なミステリでした。期待外れと言ったら悪いけれど、他の力量のある作家にかなり追いつけなくなりそうですよ、下村さん。ひねりが後、3つ4つほしいところ。 . . . 本文を読む
ダルデンヌの思いが画面にみなぎっている秀作です。テンポがいい。映像が細やかで鋭い。二人の心の動きがなめらか。気づくと画面にくぎ付け。
どうして世界はこんなにも不条理なのかと自分に問いつつ、ドラマはあっけなく終わる。だからこそ彼らの思いは永遠のものになる。この映画を見たことを決して忘れない。ダルデンヌ、好調。彼は疾走している。 . . . 本文を読む