セントの映画・小演劇 150本

観賞数 2024年 映画 62本、 演劇 40本

市子 (2023/日)(戸田彬弘) 90点

2024-03-13 21:56:27 | 映画遍歴
「私とは何か」という永遠の謎を解くために哲学はあるとも言われるが、それを堂々と真正面から映画でやってのけた骨太の傑作であります。 若葉以外は根っからの大阪弁をみんなものすごくひりひりするほど鋭くしゃべっている。これがまずド迫力を見せつけた。リアルでこの作品には欠かせない設定である。 自分がこの世に存在しているのに、なぜいるべき私がいないのか。紙一枚で私の存在がなくなることの強烈な事実。おぞまし . . . 本文を読む
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