この題名がねえ、何ともキモイなあ。余命いくばくもない若者を含む4人の果てしない旅路の話である。大体ストーリーは映画を見る前からほぼ想定できる。そしてそれは見事そのままであった。ただ一部を除いて、、
そう、その部分とは、最後の目的地に着いてしまった後の主人公の行動である。
死ぬのは仕方がない。90歳生きようが、1歳で亡くなろうが、人間は一度は死なねばならぬ。29歳という若さで死ぬことの意味を考え . . . 本文を読む
青春ものロマンスの定番スタイル男2+女1。そこに大人の実女一人を加え、大地震の爪あとの残る中国の過去と現代・そして未来を描く。いったい人はどこへ行くのか、行こうとしているのか。それを一瞬のカメラで切り取っている。しかしこの映画、観念的ではある、、。
4人が4人、そろって自分にそれほど深く踏み込まない。それぞれ悩んではいるが表層的である。表層的であるがゆえに、そこに崩れゆく自然・文明を持ってきても . . . 本文を読む