セントの映画・小演劇 150本

観賞数 2024年 映画 79本、 演劇 51本

梅田映画日記(4/1)

2008-04-02 15:18:35 | 書きとめ日記
昨日、映画に行こうと思って途中ちょっと銀行に寄った。月曜日だったので結構混み、おまけにいつもの当番女性が混み入った話しをしたので時間をとってしまい、結局その日は家に戻りどこにも出ないことにした。 まあそのために、多少は部屋の片付けも出来たが、、。 で、今日は絶対映画を見てやろうと、9時過ぎには家を出た。まず「シネリーブル」で日本映画「花影」。題材的には韓流映画なのだが、正真正銘の日本映画。男と女 . . . 本文を読む
コメント

4ヶ月、3週と2日 (2007/ルーマニア)(クリスティアン・ムンジウ) 90点

2008-04-02 14:53:35 | 映画遍歴
見て、しばらくしてから、しまった、この映画は女性映画だと思った。自分でこうジャンルを仕切るのは好きじゃないけれど、これは立派に女性映画であります。男が見ていると絶えられない無責任感を感じます。 ある女性が主人公である。彼女は(おそらく今までも同様に苛苛していたんだろうけれど)ノーテンキな女のルームメイトの世話を焼くことになる。焼かされる。 ホテルに入るまで何をしようとしているのか分からない . . . 本文を読む
コメント (2)

花影 (2007/日)(河合勇人) 55点

2008-04-02 13:42:08 | 映画遍歴
韓流と言いつつ心に深く残りいつまでも思いをいだく秀作もあれば、流星群のひとかけらのように一瞬で消えてゆく映画もある。この題材はまさに韓流なんだけれど、それが日本で製作されたことによりかなり趣の違った映画になってしまった。 優れた韓流であれば観客を敷き詰められた硝子のカーペットに乗せて引導してくれなくてはいけない。映画の持つ魔力の独特の世界へ僕たちを運んでいってくれなくてはいけない。だが、この映画 . . . 本文を読む
コメント

浜辺の女 (2006/韓国)(ホン・サンス) 70点

2008-04-02 12:51:20 | 映画遍歴
ホン・サンスの映画は一風変わっていて、今回も相変わらず脚本がないかのようなベタな会話が全編を覆い、その日常的な会話の裏に隠されている人間の洞察力は相変わらず秀逸だ。 ほとんど、コメディタッチののりの台詞のオンパレードなので、くすくす笑ってしまう会話がほとんどだが、今回は不倫といえば大げさだけど、ほとんどが配偶者のいるものたちで広げられるナンパのお話であります。 俳優たちもどちらかというと、2線 . . . 本文を読む
コメント

歩く、人 (2001/日)(小林政広) 70点

2008-04-02 10:12:44 | 映画遍歴
話自体は昔からある家族の、特に父親と息子たちとの葛藤の物語だ。特に新しい切り口があるわけではないが、最北端の極寒地の寄り添って生きていく人間たちが確かに描かれている。 この話はどこの家庭にでもありそうな普遍的な内容で、ある意味映画的でなさ過ぎるので驚いてしまう。内容的には小津らしきものも垣間見えるが、その部分が全く違っている。 まさにどこにでも漂っている家庭劇での葛藤なのであります。でもその題 . . . 本文を読む
コメント