セントの映画・小演劇 150本

観賞数 2024年 映画 79本、 演劇 51本

県庁の星 (2005/日)(西谷弘)

2006-03-04 23:40:41 | 映画遍歴
等身大のストーリー内容で、観客も身近なものであり、一つ一つのエピソードも楽しいし納得させられる。2時間、全く退屈することなく観客の目線でストーリーが展開するというのも珍しく、椅子の座り直しもないぐらい一身に見てしまった。原作はだからマンガかなと思うのだがどうでしょうか。 県庁さんの見事なほどの失敗談が前半を占めているのがこの作品の成功の秘訣だと思う。 サクセスストーリー部分が長いと大体辟易してしま . . . 本文を読む
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アラビアのロレンス (1962/米)(デビッド・リーン)

2006-03-04 23:39:17 | 映画遍歴
中東戦争の根源的な部分を捉えた時代性を感じさせる雄大でしかしこれはかなり意味深な人間劇であった。 何か日本の戦国時代のような様相も感じ取れた。結構ハチャメチャな戦争シーン、というか大盗賊一味といった感じなので通常の戦争映画ではない。がきがそのままアラブという地で英雄に変身してしまうという漫画チックなハナシなのである。そこには西洋のアラブに対する、あるいはトルコに対する異文化的蔑視のような感覚も覚え . . . 本文を読む
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