Sightsong

自縄自縛日記

サンズ・オブ・ケメット『Your Queen Is A Reptile』

2019-07-17 07:36:19 | アヴァンギャルド・ジャズ

サンズ・オブ・ケメット『Your Queen Is A Reptile』(Impulse!、-2018年)を聴く。

Shabaka Hutchings (ts)
Theon Cross (tuba)
Tom Skinner (ds)
Seb Rochford (ds) (tracks: 1, 2, 4 to 6, 9)
Congo Natty (MC) (tracks: 2)
Joshua Idehen (MC) (tracks: 1, 9)
Eddie Hick (ds) (tracks: 3, 7, 8)
Moses Boyd (ds) (tracks: 3, 7, 8)
Maxwell Hallett (ds)  (tracks: 9)
Pete Wareham (ts)
Nubya Garcia (ts) (tracks: 7)

多くのドラマーとチューバによる賑々しいサウンド。

シャバカ・ハッチングスのテナーははじめは大人しく真面目に聴こえる。これならば、ワールド・サキソフォン・カルテット『Selim Sivad』の方がサックスの個性も迫力もあると思ってしまうのだけれど、聴き込んでいくうちに別種のサウンドだと気付く。アフリカではなく汎カリブ的なリズムとノリ、街頭での祝祭感が溢れている。そしてハナからリミックス的。それで耳をなじませた後にシャバカの抑制したテナーを聴くと、これがずっと続くことの面白さがむずむずと浸透してくる。

●シャバカ・ハッチングス
マカヤ・マクレイヴン『Universal Beings』(2017-18年)
ルイス・モホロ『Uplift the People』(2017年)
マブタ『Welcome to This World』(2017年)
アーチー・シェップ『Tribute to John Coltrane』(2017年)


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