ハンク・クロフォードがアレサ・フランクリンの曲を取り上げた作品『Mr. Blues Plays Lady Soul』(Atlantic、1969年)。
先日飛行機の中で聴いてえらく気に入って、早速入手した。アレサのアトランティック盤5枚組(『Lady Soul』など)から、同じ曲を探して、比べながら聴く。
Hank Crawford (as)
David Newman (ts)
Eric Gale (g) etc.
サックスは人間の肉声に近いとはよく言われることだが、ハンクロのブローはまさにそれだ。気持よくアルトを吹き切り、文字通りブルージーでソウルフル。この真っ直ぐさがアレサの歌とシンクロする。
エリック・ゲイルのギター、デイヴィッド・ニューマンのテナーサックスもはまりまくり。
●参照
ギル・エヴァンス『Plays the Music of Jimi Hendrix』
デイヴィッド・マレイのグレイトフル・デッド集
ウィリアム・パーカーのカーティス・メイフィールド集