Sightsong

自縄自縛日記

鈴木則文『ドカベン』

2014-01-03 01:01:35 | スポーツ

鈴木則文『ドカベン』(1977年)を観る。

山田、岩鬼、殿馬を実写で再現するのだから仕方ないのかもしれないが、これはスラップスティック・ギャグと言うべきか。ハチャメチャを堂々と押し出してくる勢いで、もう爽快にさえなってくる。当時、これがいったいどのような評判だったのか気になる。

永島敏行を売りにしようとしたためか、明訓高校のエースピッチャーは里中ではなく、「長島」。夏子はんがマッハ文朱、殿馬が川谷拓三という配役も笑う前に脱力。そして原作者・水島新司が演じる徳川監督は、むしろヨロヨロの岩田鉄五郎。

いや~、この突き抜け方は何というか・・・。

●参照
鈴木則文『忍者武芸貼 百地三太夫』


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