Sightsong

自縄自縛日記

デリーは煙っていた

2011-11-06 00:40:03 | 南アジア

5回目のインド。デリーの大気はやけに煙っていて、ほんの少し先でも視界が濁っていた。ホテルで読む「The Times of India」紙は、空港でも視認度が悪いだの、危険ゆえクレーンを解体したり足場にポリエチレンのカバー(目立つよう)をするだのと毎日その様子を報じていた。どうやら風が吹かず湿度が高いという条件による現象のようで、2008年以降、毎年この時期に起きている。

2008年 10月6-7日
2009年 11月5-6日
2010年 11月18日
2011年 11月1日-?
(「The Times of India」、2011/11/2)


インド門があまり視えない

これまでよくネタにしていた「世界大気汚染都市ワースト10」(1998年、WHO調査)には、デリーは入っていないし、あってもよさそうなカトマンドゥ(ネパール)もランクインしていない。冬の太原の凄さはその通りだと思うが(暖房用に石炭を燃やしているため)、ミラノの空気が汚かった記憶はまるでない。古さや調査対象の母数は置いておいても、おそらくは年のうちの調査時期も影響するわけである。

1 太原(中国・山西省)
2 ミラノ(イタリア)
3 北京(中国)
4 ウルムチ(中国・新疆)
5 メキシコシティー(メキシコ)
6 蘭州(中国・甘粛省)
7 重慶(中国)
8 済南(中国・山東省)
9 石家荘(中国・河北省)
10 テヘラン(イラン)


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