Sightsong

自縄自縛日記

早川岳晴『kowloon』

2019-08-11 08:32:47 | アヴァンギャルド・ジャズ

早川岳晴の新しいソロ作品が出るらしい。そんなわけで『kowloon』(studio wee、2002年)を聴いている。

Takeharu Hayakawa 早川岳晴 (b, saz, darbuka, rhythm programming, kalimba)
Takao Watanabe 渡辺隆雄 (tp)
Tatsuya Yoshida 吉田達也 (ds)
Eiichi Hayashi 林栄一 (as)
Nobuo Fujii 藤井信雄 (ds)
Keiki Midorikawa 翠川敬基 (cello)
Mari Sekine 関根真理 (ds, perc)

このあくの強い面々とのソロ、デュオ、トリオ。各氏ためらうことなく一気に自分を出しているようで実に痛快だ。

早川氏のベースはリーダーだけあってアルバム全体を覆っていて、とても粘っこく、常に次のダッシュに向かっている感覚がある。それはオマケのCD-Rに収録された演奏(早川、渡辺、吉田)においてより過激で、三者とも眼をかっ開いて5分後のゴールに向かって爆走。

●早川岳晴
渡辺隆雄+早川岳晴『Hums For Midnight Amble』(2018年)
生活向上委員会大管弦楽団『This Is Music Is This?』(1979年)


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