新宿ピットインで大村亘トリオ(2019/8/11)。
Ko Omura 大村亘 (ds, tabla)
Jun Furuya 古谷淳 (p)
Yutaka Yoshida 吉田豊 (b)
大村さんのドラムスは少なからず鮮烈だった。叩き方は決して一様にならず(一様を続けるカタルシスだってあるわけだ)、次々になで斬りをしていくような鋭さがある。南斗水鳥拳のレイみたいだ。シンバルの響きに次の響きを重ねる音なんて素晴らしい。タブラにも惹かれた(もっとアンプを効かせてほしかったけれど)。
古谷さんのピアノはまるで濁らず、ためらいのない鮮やかなフレーズがいちいち嬉しい。ダンディにベースを刻んでいく吉田さんも含め、このトリオをまた聴きたいと思った。
●吉田豊
村上寛@池袋Independence(2018年)
レイモンド・マクモーリン@Body & Soul(JazzTokyo)(2016年)