2016-17 SERIE A 第29節 SAMPDORIA 0-1 Juventus 後半相手シュート0に抑えるも惜敗・・・

2017-04-08 00:16:36 | ほぼ週刊サンプ通信 '16-'17

SERIE A 第29節 3/19(日)  15:00@ルイジ・フェラリス(ジェノヴァ)  主審:タリアヴェント氏(Terni出身)

サンプドリア 0 - 1 逆賊ユーヴェ(前半0-1)

・(前半7分)ユーヴェ[1] クアドラード

↑↑©indosamp.comより

選手たちは頑張ったが・・・

 前半早々に先制され・・・・その後は持ち直し、特に後半は互角以上の戦いを見せるも敗戦・・・

[試合前情報]

 ここ7試合で5勝2分けと好調のサンプ。何より前節のDERBYの快勝で、意気揚々とユーヴェ戦に挑む。一方のユーヴェは今さら説明する必要もなかろう。セリエAでは前人未到の6連覇に挑む、と言うかもうほぼ当確だろう。前回のアウェイでのユーヴェ戦は、ちょうどターンオーバーを敷いて臨まなければならないタイミングであった。それも有り惨敗・・・ただ、シックが初先発でゴールを挙げており、ここら辺から頭角をあらわし始めた。

http://blog.goo.ne.jp/shussissi/e/98881652bb4aa5ca59a0c2cfed36a7f5

 さてサンプはジャンパオロの4-3-1-2。素晴らしかったDERBYの唯一の代償はヴィヴィアーノの出場停止。いつも通りプッジョーニが代役を務める。それ以外はベストメンバー。快勝したDERBYのスタメンと、GK以外は全く同じ布陣となった。キャプテンマークを巻くのはレジーニ。元ユーヴェ勢としては流浪人クアリアレッラがいる。

 一方の逆賊ユーヴェはアレグリ監督の4-2-3-1。GKは鉄人ブッフォン。この日はボヌッチとキエッリーニがお休みの為、3バックでは無く4バック。若手ルガーニとバルツァーリがセンターを固め右がD・アルヴェス、左が個人的にサンプに欲しいアサモア。ケディラとピアニッチのテクニカルなボランチ。1トップの100億円イグアインをクアドラーロ、ディバラ、マンジュキッチの3人が支える。CFのマンジュキッチがいつの間にかこんなウィングっぽいポジションをやらされていたのは驚きだった。年々サンプ以外の試合を全く見なくなってきている弊害が出ているな^_^;

★久々日曜日15時00分、レギュラータイムのキックオフで行われた試合

SAMPDORIA<4-3-1-2> 監督マルコ・ジャンパオロ

 ムリエル クアリアレッラ 

   フェルナンデス(53分シック)(75分ジュリチッチ)

リネッティ     バッレート

     トレイラ(62分プラート)

レジーニ(cap)   サーラ

 シュクリニアール シルヴェストレ 

      プッジョーニ

ベンチ:GKクラピカス、ファルコーネ DFシミッチ、ドド、パヴロヴィッチ、ベレシンスキ

MFアルヴァレス、パロンボ FWブディミル

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 

Juve Merda(4-2-3-1) 監督:マッシミリアーノ・アレグリ

       イグアイン(85分リヒトシュタイナー)

マンジュキッチ ディバラ クアドラード

         (27分ピアツァ) (72分レミナ)

    ピアニッチ ケディラ

アサモア           D・アウヴェス

   バルツァーリ ルガーニ

      ブッフォン(cap)  

ベンチ:Neto, Audero, Chiellini, Marchisio, Alex Sandro, Bonucci, Sturaro, Rincon, Kean.

備考:警告:後半38分レジーニ、D・アウヴェス;年間チケット保有者数16.789人(1試合平均164.806 euro),有料入場者数9.338人(280.120 euro);芝状態完璧では無い

<あらすじ>

前半 6分 最初のチャンス!リネッティのスルーパスからクアリアレッラが抜け出す。ペナ内右寄りでGKとほぼ1対1からシュートを放つがわずかに左に外れる。

前半7分 クアドラードGoal:0-1

→左サイドからアサモアのダイレクトクロス。絶妙な早いクロス。クアドラードがレジーニを振り切って突っ込んできて、豪快なダイビングヘッドがゴールに突き刺さる・・・先制を許す・・・

↑↑©goal.comより  

 15分 ピンチ!右サイド、ディバラとクアドラードのワンツーの繰り返しでサンプDF4人を翻弄。ペナ内に侵入してクアドラードからのラストクロス。イグアインが合わせるもDFが懸命のブロック、さらにこぼれをマンジュキッチが狙うが何とかプッジョーニがセーブ

 19分 ピンチ!リネッティのびっくりする、殺人ミスパス。イグアインに絶好のアシストをしてしまい、イグアインはすぐさま反転シュート⇒プッジョーニのセーブ

 27分 ディバラ負傷してピアツァと交代。マンジュキッチが中央、ピアツァが左サイドに入る

 35分 CKのこぼれ球。ブルーノのミドル。GKブッフォンが弾くがすぐにリカバー

 44分 プッジョーニ!イグアイン、ピアツァとのワンツーから切り返しでDF1人外し、どフリーでシュート。しかしプッジョーニが足でスーパーセーブ

ロスタイム2分。そのまま終了

前半は0-0。ポゼッションはサンプ40%:ユーヴェ60%。シュート数はサンプ4本(枠内2本):ユーヴェ5本(枠内4本)。サンプはDFラインを果敢にも高く保ち、中盤もコンパクトにして前線からユーヴェの組み立てを阻止にかかる。しかし開始6分の決定機をサンプが外してしまって、逆にすぐにユーヴェに先制を許す。その後しばらくはユーヴェペース。ただディバラが負傷交代後には好転して、サンプが徐々にリズムを取り戻す。ただ同点には至らず・・・右サイド、中央、左サイドの1/3ずつ分けると、サンプの左サイド、ユーヴェの右サイドでのプレーが45%と圧倒的に多かった。やはりクアドラードが好調だったせいだろう。さて、後半はスーパーシックの投入は当然として、どう立て直すか?

後半8分 ブルーノに代わって、いよいよスーパーサブのシック投入

  17分 ちょっと傷んだトレイラに代わってプラート投入。既定路線だったのか?とりあえずバッレートがアンカーの位置になって、右にプラート。さらに攻撃的な布陣に

  21分 クアリアレッラのでっかいサイドチェンジ、ムリエルがトラップしてペナ内にスルーパス。走りこんだシックがシュートに行くところをアサモアがスライディングでブロック。このプレーでシックが痛む・・

  27分 クアドラードに代わってレミナ。この日のクアドラードは良かった。って言うか私が見ると大体いっつもキレてる

  30分 ケガしたシックに代わってジュリチッチ投入。最後の枠も使い切る事になり、痛い交代だ

  38分 小競り合いを起こしたレジーニとダニエル・アウヴェス、両者にイエロー

  39分 右サイドからプラートのクロス。クアリレッラがペナ内で胸トラで球を浮かし、オーバーヘッド!惜しかったがわずかにゴール上

  40分 イグアインに代わってリヒトシュタイナー投入。ダニエル・アウヴェスがMFに上がる。守備固め

  43分 バッレートからのクロスをクアリアレッラがトラップして、反転シュート⇒ミートせず

ロスタイム5分。

  49分 最後の大チャンス!右からのムリエルのCK。中央でどフリーのレジーニがヘッドで合わせるも、ゴール上に外す・・・

そのまま終了。追いつけず0-1

↑↑©gettyimages.comより

(ポイント)

・ポゼッションはサンプ25分30秒:ユーヴェ27分38秒

・シュート数はサンプ9本(枠内5本):ユーヴェ5本(枠内4本)

・あらすじが真っ青になっている通り、後半は圧倒的サンプペース!

・ポゼッションも前半の40%から48%に戻した事からもわかる。

・ユーヴェの後半のシュートはゼロ

・シックの怪我は痛かった・・・そして今後も心配。代表ウィークで空く間に治れば良いが

・ユーヴェのMVPはクアドラード。アサモアも良かった。唯ニ、ユーヴェから欲しい選手だ

・サンプではシュクリニアール。1試合通じてマーク相手のイグアイン相手に堂々と渡り合った。

・ムリエルはあまり出番無く、クアリアの方が目立った

・残念ながら今季の逆賊討伐はならず

 アンダータでの対戦とはうって変わって、互角の試合を繰り広げた。特に後半はシュートすら打たせず、完璧に支配した。しかしゴールは奪えず。こんな試合でも勝点3を持っていってしまうのが、ユーヴェの強さなのだろう。若い選手達には、ユーヴェ相手に堂々と戦えた事に自信を持ちつつも、そういう常勝チームのメンタリティーも学んで行ってもらいたい。

 さて、面白い試合は続く。次も、アウェイでインテル。ここには個人として最も憎むべき敵、イカルディがいる。DERBYから3試合連続して因縁が多い熱い試合となる。サン・シーロでエデル達に、サンプから出て行った事を後悔させてやろう!

Foooooooorza Saaaaaaaamp!! 

次節:セリエA 第30節 2017年 4/3(日) 対インテル@ミラノ  現地20:45Kick Off(日本時間深夜3:45) 

 ’16-’17 SERIE A 

29試合 11勝8分10敗 勝点41 得点35 失点34 得失点差+2 現在9位

今日のカッサーノのアフォリズム(格言) 

numero143:

Una volta ho sognato di fare l'ingegnere.

E' stato proprio un brutto incubo.

格言143:

一度だけ俺はエンジニアになろうと夢見た事が有る。

それは本当に最悪の悪夢だった



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