SERIE A 第4節 9/20(日) 15:00@オリンピコ(トリノ)
サンプドリア 0-2 トリノ
(前半0-2)
元サンプで、やたらサンプに強いクアリアレッラのドッピエッタにやられる・・・
Marcatori
(前半18分) トリノ[1] クアリアレッラ
(前半24分) トリノ[2] クアリアレッラ
↑↑ホントにサンプに強いクアリアレッラ。渡り鳥の彼は、サンプ以外の古巣相手にもとにかく強い(ナポリ、ウディネーゼ、ユーヴェ、サンプetc)。しかしとりわけサンプにはこれで通算10ゴール目。サンプ在籍時は35試合13得点。私も好きだったが・・・↑↑
★久しぶりに日曜のデーゲームで行われた試合。
カッサーニ、パロンボは怪我、ボナッツォーリはユースの試合で招集外。カッサーノはベンチに復帰。
スタメンでは、右SBに前節途中出場で好パフォーマンスを披露した17歳ペレイラが再び起用。MFもコレアでは無く、若きイヴァンが先発。キャプテンはソリアーノ
トリノは開幕連勝スタートと好調。2勝1分、勝点7同士の対戦
トリノの元サンプ勢、ヴェントゥーラ監督、GKパデッリ、MFアクアー、FWクアリアレッラ、マクシ・ロペス
SAMPDORIA <4-3-1-2> 監督ワルテル・ゼンガ
エデル ムリエル
ベンチ:GKプッジョーニ、ブリニョーリ
DFメスバー、ズカノヴィッチ
MFクルスティチッチ、カルボネーロ、ロッカ
FWカッサーノ
Torino (3-5-2): Padelli; Bovo, Glik, Moretti; Peres (31′ s.t. Zappacosta), Acquah (39′ s.t. Benassi), Vives, Baselli, Molinaro; Quagliarella, Belotti (11′ s.t. M. López).
A disposizione: Castellazzi, Ichazo, Obi, Martinez, Jansson, Silva, Amauri, Prcic.
Allenatore: Giampiero Ventura.
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Arbitri addizionali: Mariani di Aprilia e Chiffi di Padova.
Note:警告 前半39分Regini,46分Acquah,後半18分Vives,33分Fernando,39分Christodoulopoulos;芝状態良好
<あらすじ>
前半18分 クアリアレッラGoal 0-1:
→右サイドを突破したブルーノ・ペレスのクロス。中央で待ち構えていたクアリアレッラがドンピシャでヘッド。先制を許す・・・・ごらんの写真の様に、クアリアをマークしていたシルヴェストレは引っ張られていたとファールを主張していたが・・・
前半24分 クアリアレッラGoal 0-2:
→右サイドからのCK。ヘッドで競ったこぼれ球が、どフリーのベロッティの元に転がってしまう。ベロッティがペナ内右サイドからシュートクロス(シュートだろうが)、ゴール前にいたクアリアレッラがこれに反応して追加点
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35分 右サイドからのクロスをペナ内で貰ったエデル。背面で切り返して、左足でシュートを撃つが、なんとか食いついていたDFのブロックでコースが変わりコーナーへ
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38分 ブルーノ・ペレスを倒したレジーニにイエロー■
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43分 右サイドのブルーノ・ペレスのクロス。走りこんできたベッロッティのシュートは、モイサンデルがスライディングで間一髪ブロック
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45分 フェルナンドを倒した元サンプのアクアーにイエロー■
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ロスタイム0分。そのまま終了
前半は0-2。好調トリノの出足が良く、ポゼッションも61%対39%と負けている。特に右サイドのブルーノ・ペレス対レジーニの戦いで完敗。チャンスのほとんど全ては右サイドから作られた。昨年、と言うか約半年前にもブルーノ・ペレスにはかなりやられており、なんと学習能力の無い事か・・・その時も左SBはレジーニで、1-5で負けている。昨シーズン一番酷かった試合。その位はスコアラーも生かして欲しいものだ。
また左サイドのMFバッレートも、運動量豊富で貢献度は高い。しかし堅実なプレーヤーで、右利きの為に攻撃の組み立ての時にサイドで貰ったパスに対してあまり前を向かない。後ろ向きのトラップから戻すパスが多い。ゼンガもそれには気づいたのか、2点取られた後にバッレートとイヴァンの左右を入れ替えた。4-3-3、4-3-1-2のMFの左右は、あまりどちらでも変わらないように思われがちだが、適性はかなりあると思う。バッレートは間違いなく右の方が生きる。だからこそ個人的には左利きだったダンカンを、左MFの為に残留させてほしかった・・・
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後半1分 前半ズタボロにやられた挙句にイエローをもらったレジーニに代えて、クリストドゥロプーロスを右SBとして投入。右のペレイラが左SBへ
↑↑本来サイドハーフ、もしくはウィングのクリストドゥロプーロス。しかし先日の練習試合を見ても、右SBの適性はかなりあると思う。サンプデビュー!
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1分 エデルのスルーパスからムリエルが抜け出してGKもドリブルでかわす。しかし態勢が崩れて、放ったシュートは弱くゴール前に転がる。そのボールに猛然と突っ込んできたエデルだが、間一髪モレッティに防がれる。最大の決定機だったかもしれない
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10分 ベロッティに代わって元サンプのマクシ・ロペス登場
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17分 イヴァンに代わっていよいよコレア投入。点を取りに行く
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18分 コレアはいきなりドリブルで突っかけ、ファールを貰い、敵のヴィヴェスにイエロー■
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31分 左サイドで貰ったコレア。カットインからインフロントで巻いてミドルシュート。GKパデッリがパンチングでコーナーに逃れる
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31分 この試合大活躍だったブルーノ・ペレスに代わって、ザッパコスタ投入。彼が控えとはトリノの層も厚くなっている
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33分 エデルがカットインからミドルシュート。ここはGKパデッリ、ナイスセーブ。
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37分 ソリアーノに代わってFWロドリゲス投入。4-2-1-3、超攻撃的に。キャプテンマークはエデルが巻く
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39分 自らのミスでボールを失ったクリストドゥロプーロス。奪い返そうと必死にファールしてイエロー■
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ロスタイム3分。そのまま0-2で終了
(ポイント)
・前半は圧敗。後半は持ち直したが、得点までは至らず
・シュート数トリノ19対サンプ11
・ポゼッションはトリノ61%サンプ39%
・今季初の無得点
・とにかくブルーノ・ペレスにやられる
・トリノのスタディオ・オリンピコは、EL予選でも0-4で負けており、相性の悪いスタジアムとなってしまった
・引き続きペレイラは好プレーを披露。後半もブルーノ・ペレスにそれほどやられなかった
トリノは非常に良いサッカーをしていた。ただ前半のサンプが眠っていたのも事実。コレアが入ると攻撃的に流れは変えられるが、まだ1試合通じて起用できるまでに至っていないのだろう。左SBは、ズカノヴィッチの復調、もしくはデ・シルヴェストリが復帰して、ペレイラもしくはカッサーニが左で機能するように期待するしか無い。しかし落ち込んではいられない。すぐ中2日でローマ戦が有るのだ。ローマも2勝2分けと良い戦いを見せている。間違いなく強敵だ。ゼンガが初のミッドウィークの試合で、どれだけ控え選手を起用してくるかも見物だ。カッサーノとカルボネーロはまだ未知なる戦力となっている・・・
かかってこい、ローマ!!
次節:セリエA第5節 2015年 9/23(水) 対ローマ@ジェノヴァ 現地20:45Kick Off(日本時間深夜3:45)
Fooooooorza Saaaaaaaaaamp!!
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