SERIE A 第28節 3/11(日) 15:00@エツィオ・スチーダ(クロトーネ) 主審:マッツォレーニ氏(Bergamo出身)
サンプドリア 1 - 4 クロトーネ(前半0-3)
・前半(6分)クロトーネ[1] トロッタ
・ (23分)クロトーネ[2] ストイアン
・ (37分)クロトーネ[3] トロッタ
・後半(24分)サンプドリア[1] サパタ
・ (40分)クロトーネ[4] O・G(ヴィヴィアーノ)
↑↑©fantamagazineより
ダメ押しのオウンゴールに茫然・・・
アウェイで惨敗・・・長く守り続けていた6位から陥落
[試合前情報]
2週間ぶりの試合、アストーリに捧げる試合は快晴、そして強い風の中で行われた。結果は前回、5-0で勝った試合の裏側とは思えないほど酷い物になってしまったが・・・⇒https://blog.goo.ne.jp/shussissi/e/54ed6e4282f78ce17c7051f8d96fa43d
さてサンプはジャンパオロの4-3-1-2。出場停止は無く、怪我人はベレシンスキだけ。そこで右SBはサーラ。しかし、プレビューからは2人の選手が外れた。まずFWではサパタがスタメンから外れてカプラーリが先発。また中盤では、まだプラートがベンチスタートでバッレートが先発。リネッティが外れる事は無いと思ったが、こう来たか。元クロトーネ勢はフェラーリとカペッツィ。
SAMPDORIA<4-3-1-2> 監督マルコ・ジャンパオロ
クアリアレッラ(cap)カプラーリ
ラミレス(30分サパタ)
リネッティ バッレート(59分プラート)
トレイラ(54分カペッツィ)
ムッルー サーラ
フェラーリ シルヴェストレ
ヴィヴィアーノ
ベンチ:GKベレッツ、トッツォ DFアンデルセン、ストリニッチ、レジーニ
MFアルヴァレス、ヴェッレ FWコフナツキ
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一方のクロトーネはゼンガ監督の4-3-3。プレビューからは1にんだけ外れた。MFで10番のバルベリスではなく、ストイヤンが先発。後は予想通り。ペスカラから移籍してきた左利きの攻撃的なベナーリ、憎敵ジェノアから来た右ウィングのリッチ、そしてカリアリから移籍してきたCBのカプアーノ。この冬のメルカートで加入した3人がスタメンを張る。キャプテンマークを巻くのはGKコルダズ。元サンプ勢は共に出ていないがブディミルとパヴロヴィッチ。
Crotone(4-3‐3) 監督:ヴァルテル・ゼンガ
トロッタ
ナリーニ リッチ
(70分シミー) (83分サンピリージ)
ベナーリ ストイヤン(62分バルベリス)
マンドラゴーラ
マルテッラ ファラオーニ
カプアーノ チェッケリーニ
コルダズ(Cap)
ベンチ:GKヴィスコーヴォ、フィリウッツィ DFアィエティ、パヴロヴィッチ、
MFザネッラート、クロチャータ FWディアビ、マルコヴィッチ
*備考:警告:前半41分ムッルー、後半20分リネッティ、46分マルテッラ;年間チケット保有者数7.253人(1試合平均120.920euro),有料入場者数1.485(19.520euro);芝状態良好
↑↑©yahoosportより
★日曜日15:00レギュラー時間で行われた試合。試合前は両チームが共になって、元フィオレンティーナのキャプテン”アストーリ”の冥福を祈った
<あらすじ>
ハイライト動画⇒https://www.youtube.com/watch?v=LTY7Nvol-Oc
前半6分 トロッタGoal:0-1
→右からのCK。サンプDFのヘッドのクリアが小さく、こぼれ球がファーでフリーのトロッタの元に⇒トロッタがこのボールを豪快な左足ボレーで叩き込む。先制を許す・・・
前半13分 亡くなったアストーリの13番に敬意を表して、13分になった瞬間から1分間の拍手。そしてクルヴァSUDから
”OLTRE I COLORI R.I.P. ASTORI”=”ユニフォームの色の違いを超えて、R.I.P. アストーリ”
の横断幕が掲げられた
21分 ゴールキック一発で、サーラがナリーニに身体を入れ替わられてペナ内に⇒ほとんど触っていないように見えたが、サーラがナリーニを倒したとされPK
前半23分 ストイアンGoal:0-2
→トロッタが左に蹴ったPKをヴィヴィアーがセーブ!・・・・しかし詰めてきたストイアンに決められて追加点を許す・・・
↑↑©calciofanpageより
29分 ピンチ!右からファラオーニのクロス⇒ペナ内でナリーニがトラップしてシュート⇒ヴィヴィアーノがダイビングキャッチ
30分 早くも1枚目の交代。ラミレスに代えてサパタ投入。怪我も少しだけ関係あるかもしれないが、戦術的な交代だろう
前半37分 トロッタGoal:0-3
→サパタのヘッドクリアミスからベナーリの右足強烈なミドル⇒ヴィヴィアーノが弾いたところにトロッタが詰めてきて押し込む・・・・・・・ものすごくオフサイドっぽく、実際判定は一度はオフサイド⇒しかしVARの結果、判定が覆ってゴールが認められる・・・
↑↑©gazzettadellosport.itより
41分 ファラオーニをスライで倒したムッルーにイエロー■
ロスタイム3分。そのまま終了
前半は0-3。ポゼッションはクロトーネ9分55秒:サンプ12分44秒。信じられない展開だ。確かに最初の5分の入り方で、嫌な予感がした。2週間空いたせいか、明らかに動きが鈍い。ボールはキープしてるが、ただ回してるだけ。正に悪い時のサンプだ。クロトーネの方が明らかに、ギアを上げた時の瞬発力に優っていた。PKもせっかくヴィヴィアーノが止めたが(ヴィヴィアーノのPKセーブはホントに神憑ってきている)、そのこぼれ球に先に詰めてきたのはクロトーネの選手、しかも3人もサンプの選手より先に詰めていた。それが全てを物語っているだろう。後半を何か意味の有る者に出来るのだろうか?
後半9分 トレイラに代わってカペッツィ投入。トレイラは前半からかなり削られていて傷んでいた。カペッツィは古巣対決
14分 サーラが負傷してプラート投入。負傷じゃなくても代えていただろうが。バッレートを右SBにして攻撃的に行くのだろう
19分 チャンス!プラートのヒールからクアリアレッラがGKと1対1に⇒強烈なシュートはGKコルダズがナイスセーブ。これ位の時間帯で1点返せればまだ可能性有るかと思っていたが、もう駄目だろう
20分 カウンターをイエロー覚悟で止めたリネッティにイエロー。リネッティは次節出場停止■
後半24分 サパタGoooooL:1-3
→左サイドからムッルーのアーリークロス。サパタが胸トラップから、寄ってくるDFを蹴散らして左足ボレー。自身9点目で1点返す
25分 ナリーニに代わってナイジェリアの怪人シミー投入
後半40分 (ヴィヴィアーノ)オウンGoal:1-4
→大カウンターからシミーが独走。ヴィヴィアーノと1対1になり、ヴィヴィアーノがかろうじてシミーのシュートに触れてボールはポストに当たって跳ね返る⇒跳ね返りをDFシルヴェストレが必死にクリアに行く⇒同時にヴィヴィアーノも振り返ってボールをキャッチに行く⇒何とシルヴェストレのクリアをヴィヴィアーノが防いでゴールにボールを弾きいれる結果に・・・・・・世にも珍しいオウンゴール・・・・
⇒https://www.youtube.com/watch?v=mo0wdQmcADk
↑↑©calcioweb.euより
こりゃー勝てないわ
ロスタイム4分
47分 プラート倒したマルテッラにイエロー。マルテッラ、サンプに来ないかなー■
そのまま試合終了。2-1・・・・
(ポイント)
・ポゼッションはクロトーネ22分24秒:サンプ24分40秒
・シュート数はクロトーネ13本(枠内8本):サンプ7本(枠内3本)
・ポゼッションの数字の、何と意味の無い事か・・・
・ウディネーゼとのアウェイ、ボローニャとのアウェイに続いて、いやそれ以上の今季最悪の内容
・プラートが復活してきてるのが唯一の光明か。次節はリネッティ出場停止なので、彼の出番だろう
・ラミレスはロッカールームに早々に引っ込んで、大荒れしたんじゃないか?
・ムッルー、サーラの両SBはEL戦える器では無い
・カプラーリは2トップより、トップ下の方が活躍する。サパタはスタメンで使って欲しい
・アウェイここ6試合で5敗目・・・
またも格下アウェイで酷い試合。ついに7位に陥落した。これが改善されないとヨーロッパリーグは厳しい。ただ、こんな酷い試合の後でも、ホームでは別人のような戦いぶりを見せる可能性が有るのも今年のサンプ。幸か不幸か次は強豪インテル相手なので、嫌がおうでも集中力は高まるだろう。それに期待するしかない。この負けで、インテル相手であろうと、勝ち星が必要の感じになってしまった。逆賊イカルディを血祭りに上げるしかない!
Foooooooorza Saaaaaaaamp!!
次節:セリエA 第29節 2017年 3/18(日) 対インテル@ジェノヴァ 現地12:30Kick Off(日本時間20:30)
’17-’18 SERIE A
27試合 13勝5分9敗 勝点44 得点47 失点38 得失点差+9 現在 7位
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