まぁこんなの、5ヶ月も経った今さら言う事じゃないが
なんで、サンプの方が順位上なのに、カリアリのホームでコッパイタリアやらなきゃいけないんだ!?
組み合わせ発表された時は、この時点でカリアリがこんなに強くなってる予想も出来なかったし、あまり気にもとめなかったが・・・
はい、知ってます。前順位が上のミランがコパイタリアでサンプホームでやってくれた事も。
ようは💩ェノアも使うからこうなったんでしょ?じゃあ💩ェノア、お前がどけよ!
サンプドリア 1-2 カリアリ
得点者:前半7分チェッリ
後半3分ラガツ、後半41分ガッビアディーニ①
↑↑©U.C.Sampdoria Official Pageより
サルデーニャ島決戦、第2戦も負け。コッパイタリアは4回戦で敗退
[試合前情報]
コッパイタリア3回戦が行われたのが8月18日。そこから3ヶ月半経って行われたトーナメント方式の4回戦。その時とは監督も変わっているが。運命のいたずらか、偶然カンピオナートと同じ相手、同じ場所で3日後にやる事になってしまった。カリアリとの対戦成績は前号で述べた。ここは鬼門中の鬼門、そしてそれ通りに3日前のカンピオナートではやられてしまった。
コッパイタリアでのカリアリvsサンプはカリアリ5勝サンプ4勝1引分け。お互いホームでしか勝っていない。ここではコッパイタリアについて少し。
サンプは1958年からコッパ・イタリアに登場し、これが63回目の登場。
1984-85、87-88、88-89、93-94の4回優勝している。ここ6年連続でベスト16で敗退。要は今のレギュレーション、セリエA勢が後から登場する形になったからはほぼ安定して2回勝って、強豪と当たったら負けるというパターンになってしまっている
これが3回戦の結果⇒
2019-20 Coppa Italia 3回戦 Crotone 1-3 SAMPDORIA 4回戦進出!! - ブログ di ”サンプドリアクラブ東京”~blog di "SAMPDORIA CLUB TOKYO"~
さて、時間を巻き戻して2019年夏。こんな試合有ったっけ?っていうぐらいマニアックな試合から振り返るのが、コアなサンプファンの特徴という事で...
2019-20 Coppa Italia 3回戦 Crotone 1-3 SAMPDORIA 4回戦進出!! - ブログ di ”サンプドリアクラブ東京”~blog di "SAMPDORIA CLUB TOKYO"~
さてサンプは中2日のカップ戦という事で大胆なターンオーバーを敷いてきた。GKアウデーロ以外に3日前もスタメンだったのは2人だけ。そのトルスビーとフェラーリもそれぞれ3日前と違うポジションで出場。出場選手に合わせてだろうが、ラニエリ監督が4-3-3にフォーメーション変更。出場停止はいないが怪我人は変わらず多くて、デパオリ、ベルトラッチ、ベレシンスキ、バッレート、ボナッツォーリ。そしてクアリアレッラとエクダルは帯同すらしていなくてダミーコがプリマヴェーラからベンチ入り
DF4バックは右SBが2人ともいないので、フェラーリが右にで出番が無かったチャボットとムリージョが真ん中。左はアウジェッロ
MFはヴィエイラがアンカーで右にトルスビーで左にリネッティ
FWは左に前回のコッパイタリア以来3ヶ月以上ぶりのスタメンのマローニ、真ん中にカプラーリと右にレリス
元カリアリはムッルーとエクダル
SAMPDORIA<4-3-3> 監督クラウディオ・ラニエリ
カプラーリ(84分ガッビアディーニ)
マローニ(64分リゴーニ) レリス
リネッティ(cap) トルスビー
ヴィエイラ
アウジェッロ フェラーリ(46分レジーニ)
チャボット ムリージョ
アウデーロ
ベンチ:GKセクリン、ファルコーネ DFムッルー MFヤンクト FWダミーコ
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カリアリはマラン監督の4-3-2-1。カリアリもクラヴァンとカストロの2人以外は全員スタメンを変えてきた
GKはリーグ戦は出場停止だったオルセンが戻ってきた
DFは右に元サンプのカッチャトーレがこちらも出場停止だったので戻ってきた。左はギリシャ代表のリコヤニス
MFは左のイオニータがこの日のキャプテン
FWは3日前に値千金の決勝点を決めたチェッリがスタメンに起用された
今季のカリアリは、モルドヴァ、エストニア、ポーランド、ギリシャ、スロヴェニア、ウルグアイ、スウェーデン、クロアチアなど渋い国を含めて様々な国籍の選手がいる
元サンプはカッチャトーレとチガリーニ
Cagliari(4-3-2-1) 監督:ロランド・マラン
チェッリ(83分ジョアン・ペドロ)
ラガツ(88分ナンデス)カストロ(74分ナインゴラン)
イオニータ(cap) デイオラ
オリヴァ
リコヤニス カッチャトーレ
クラヴァン ワルキエヴィッチ
オルセン
ベンチ:アレスティ、チョッチ、ピンナ、マッティエッロ、ログ、チガリーニ、ピザカーネ、ファラゴー、シメオネ
*備考:有料入場者数11.781(48.929euro),芝状態良好
★木曜21:00から行われた平日ナイター。正直平日ナイターでカップ戦で1万1千人はかなり入ってる方だと思うので、カリアリの現在の好調ぶりが伺える
カリアリは変わらないが、サンプは気分転換か3日前とは違う白-白-白のアウェイユニに変えてきた
<あらすじ>
ハイライト動画⇒https://www.youtube.com/watch?v=kVN412BI1cI
いきなり3日前の悪夢のデジャブーか・・・
開始間もない7分:左からラガツの速いクロスをチェッリがニアでヘッドで再び合わせて先制
↑↑©il Secolo XIXより
その後も左SBのリコヤニスが70mぐらいドリブルで独走して惜しいシュートとか
サンプも久々出場のマローニがアピールを見せたり、カプラーリが頑張っていたがいかんせん前線は迫力不足
右からのクロスをペナすぐ外で受けたこの日キャプテンのリネッティ。切り返して右足で放ったシュートが一番決定機だったかもしれない
ロスタイム1分。0-1カリアリリードで前半終了
後半は怪我明けで連戦出場だったフェラーリを休ませて我らがレジーニを投入。彼がCBでムリージョが右SBに回る
さあ仕切り直しだっていうところ、いきなり試合が動く
3分:イオニータのスルーパスに抜け出したラガツ⇒しっかり腰を回してサイドネットに突き刺す 0-2
さすがに反撃を見せるサンプだが、チャンスらしいチャンスはカプラーリの右足、リネッティの左足の2本のミドルぐらい
なんでイタリアではここまでコッパイタリアが軽視されるんだろう?って言うお決まりの疑問をぼーっと考えていた後半残り3分
いつの間にか途中出場で入っていたガッビアディーニが、ヴィエイラの絶妙なロビングパスでオフサイドラインぎりぎり飛び出してフリーになる
絶妙なトラップから反転して、いきなり左足シュート⇒見事なゴール!1-2
しかし、火が付いたのが87分ではさすがに遅すぎた
この後も一応ガッビアの落としからヴィエイラのミドル、さらにガッビアのシュートとチャンスはあったが・・・
ロスタイム3分。そのまま1-2で試合終了
(ポイント )
・チャオ、コッパイタリア・・・今年はさらにあっけなかったね
・ずっと出番も無く、すでに冬には放出も有るか?と言われていたが、ここに来て急にラニエリ評価が上がって出場が激増したトルスビー。3日前は不慣れな右SBで、さすがに苦戦して左から何本か決定的なクロスを上げられてしまったが、ユーティリティっぷりを発揮し始めた。もくもくと走り続ける汗かき役。私の評価は”おとなしいガットゥーゾ”
↑↑©Corriere dello Sportより
・確かに1試合当たりの試合手当はだいぶセリエAカンピオナートより少ない。でもコッパイタリアも優勝すれば520万ユーロ、さらにUEFAからヨーロッパリーグ出場ボーナスや、スーペルコッパ・イタリアーナとかもあるから1,030万ユーロは少なくとも入る計算になる。そんなにはした金では無いと思うんだけどなぁ。まぁ確かにサブのメンバーがコッパでも出番が無いと、本当に腐ってしまうというのはわかる。しかもほぼ必ずミッドウィークに試合は開催されるからターンオーバーもどうしても必要になるが。
完璧にレギュラーを酷使して勝ちに行けとは言わないが、もう少し力を注いでも良いと昔から思ってるんだけどなぁ。
と言うのも、ボスマン採決以来サンプみたいなクラブは正直スクデットが物凄く難しくなっている。しかし過去4回も優勝している通り、昔はかなりコッパイタリア得意だった。そんなサンプがまず身近でタイトル取れるとしたらコッパイタリアしかないのだ。最近では2008-09のコッパイタリアでは決勝まで行って、惜しくもラツィオにPKで敗れた。敵地ローマのオリンピコでの試合だったにも拘わらず、片側クルヴァを埋め尽くすサンプティフォージが押しかけ、コレオグラフィアはきれいだった。久しぶりにあの再現が見たい!
コッパイタリアも無くなり、もはや今年の目標は残留のみになった
4日間の悪夢のサルデーニャ島旅行も終わり、中2日で容赦なく試合はやってくる
同盟国パルマが相手だが、試合では当然助けてはくれない・・・
Foooooooorza Saaaaaaamp!!
14試合 3勝3分8敗 勝点12 得点12 失点24 得失点差-12 現在17位
次節:セリエA 第15節 2020年 12/8(日) 対Parma@ジェノヴァ 現地18:00Kick Off(日本時間深夜2:00)
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