住まいの安全 心の健康 住まい塾 21

住まいの安全性、食物の安全性、政治の危険性、感動の共有
心と体のリラクゼーション、誰かに秘密を話すストレス解消

パソコンの出火、工事士の立場からの考察

2012年03月10日 | 日記
 《 白玉の、肝に流れる 春の夜の 酒は静かに 染み渡りけり  ・藤作 》
 酒が美味い、早春の雨の夜に余り気持ちが進まない話題であるが・・・専門家として
 一言二言・・三言 。

 今月に入って、親子4人が亡くなった火災が、群馬県で有った。
火元は、パソコン周辺と有ったので、お子さんにパソコンを買い与えている親御さんたちは、少なからず心配なのではなかろうか・・・。 ネットの記事を見る限り、それは延長コードの被覆の損傷らしい事が解る。 そして、それはパソコン台の車輪に拠る損傷・・・ ?

 しかし、それを疑い始めればきりが無く・・・、
工事屋さんとして、まず始めに言わなければならないのは、学者では無いので裏打ちされるデータを持ち合わせている訳ではないが、原因不明の火災と言われるものの殆どが電気に拠る火災、と思って間違い無いのではなかろうか・・ と言う事です。  鑑識の専門家にしても、『?』 という結論が多数あるようです。

 電気に拠る火災原因は、前に何回か書いたような記憶があるが、パソコンのタコ足配線については、あまり書いた記憶が無い。 筆者の常識の範囲において、まさか、タコ足配線から電子レンジやホットカーペットを取る人は居ないだろうし、コンセントの抜き差しは其の差込みを掴んで行なうだろうとの前提が有る。 そういう前提を以ってしても、群馬の火災に拘って言えば、なにから書いたらよいのか思いあぐねるほど多く、他に原因は考えられる。

1.コンセントと差込の接触不良=抜け掛ったコンセントあるいは3角タップと
  ゆるゆるコンセント。 ⇒これは抜け止めコンセントと言って、差し込んで
  から15度ほどねじると抜けないコンセントが有ります。 ゆるゆるコンセ
  ントは交換する(無免許者はダメ!)こと。
2.延長コードの不良=安価なものは芯線が細く被覆も貧弱(でも検査は通って
  いるのだろう?)。 差込部の芯線が断裂しかかっていて発熱や断線(これ
  はよくあるパターンで、こまめに抜き差しするほど痛みやすい)。
3.製造者責任法とかなんだらかんだら=ということを気にするのは国内業者の
  み、延長コードの外国製は品質がまるでバラバラあるいは500Wとか75
  0Wとかの表示が有るのかも?信用できない(国産は殆ど1500W対応だ
  ろう)。 
4.コンセントの出力限界は1500W=電子レンジ、ホットカーペット、トー
  スター、ドライヤー等使うなら、他の電気器具は使用不可、限界。
5.上記のように大容量の電気器具を使う場合、あるいは差込を長年挿した状態
  では、コンセントが炭化したり、綿埃やチリ等に拠る発熱や発火がある。
6.最後に電気製品そのものに拠る、発火発煙が考えられる。
  最近、エルピーダメモリーの経営行き詰まりが報道されたが、電子部品の外
  国製品は昔の日本製品ほど、信頼してはいけない。 そして、不幸にも其の
  電子部品は、殆ど外国製となってしまった。
  昔の日本製パソコン、冷却ファンが綿埃で動かなくなったら、加熱シャット
  ダウンするはずであったが、今のパソコンは煙が出るものもあるという書き
  込みもある。 これに対処する根本は、使用時以外コンセントを抜くしか、
  方法は無い、安いものは殆ど外国製品なので、国産品を愛用すると言う
  事が対策になることは、有る意味本当なのだろう。


 常識的なこととして、差込はコードを引っ張って抜かないとか、ACアダプターは差し込んだままということにしないとか、延長コード差込側は時々掃除をするとか、コードが足に引っかかるようにしないとか、 酷い場合には2~3歳の子供が虫ピンや釘を持って、コンセントに差し込むことなどもあります。
読者だけの、ご無事をお祈りしておきます。
 建築物としての、過電流対策、漏電対策、あるいは煙感知器は、法的規制には落ち度は無いが、其の一つ一つの製品の信頼性については、触れては居ない。 火事になった場合、関係者にはパソコン、プリンター、HDDなど、火災報知機などのメーカーだけでも知らせてもらいたいと言う気はする。


大手マスメディアの系譜

2012年03月10日 | 日記
 マスメディアが、世論工作として利用され始めたのは、諸説有るようですが、シベリア出兵や満州事変においても、それらは行なわれたとする指摘がある。
大まかに言えば従来の新聞に、ラジオ放送が国民間へ普及した時期とあいまっておおっぴらに、行なわれるようになったのであろうか・・ 。

 現代においては、お昼の時間帯に“ワイドショー”と称して、再現ドラマに近い形で放送されるので、有閑マダムは言うに及ばず元気なご年配の方たちが、その影響に置かれ易いように思える。 其の放送は、あたかも真実のような印象を与える手法で映像が流され、其の後、新聞による活字でダメを押される訳である。

 情報収集の為のアンテナをいろんな方向に出していれば、それらは《ガセ》と言う事とその思惑が解りそうな気がするが、巷で余りに多くの人が《タブラカサレ》た場合、「自分が間違っている?」と迷うように、真実が見えなくなることが多い。 そう言う事が、世論工作を企んだ人達の目指すところである。 政治家か、官僚か、軍人か・・・ 纏めて言えば外国勢力を含む《既得権益層》。  あくまで、マスコミは彼らの太鼓持ち・・ 。 そして、おこぼれを戴く・・ 。


 ***  以下引用 下記URLより ***
    http://ameblo.jp/aobadai0301/day-20100629.html

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 昭和に入り、関東軍が暴走し、満州事変を起こしたあたりを境に、
新聞社幹部と陸軍が癒着し、日中戦争を煽る論調が目立ちはじめ、
陸軍機密費から、接待攻勢が行われていた実態はよく知られている。

   *************
 一方、日本国内では、この日の朝刊がともに俄然、関東軍擁護に
まわったのですよ。 繰り返しますが、それまでは朝日も日日も時
事も報知も、軍の満蒙問題に関しては非常に厳しい論調だったので
すが、二十日の朝刊からあっという間にひっくり返った。
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 正力松太郎は、1924年に読売新聞を買収して以来、ずっと社主
として、絶対権力をふるっていたわけだ。
その彼は、当然、15年戦争を煽った罪もあり、A級戦犯となる
のだが、突如、それが解放される。

後に、CIA文書が公開されて分かったことだが、彼は、「PODAM」
というコードネームで、CIAのエージェントとして、日本のマスコミ
をコントロールする役割をもっていたのだ。

それも具体的には、冷戦が激しさを増す中で、日本への核ミサイル
配備を狙っていたアメリカの意向に沿って、当時、被爆国として、
アレルギー反応があった日本の世論に、「原子力はクリーンエネル
ギー」というキャンペーンをはり、また、世論の親米化に向けて、
読売新聞と、そのグループの日本テレビでの偏向報道をつづけ
たわけである。
(日本テレビの柴田専務もCIAのエージェントであったことが明らかになっている)


 また、1936年に朝日新聞の主筆となった緒方竹虎は、同じく、敗戦後、
公職追放をされるわけであるか、今度は政治家に転進し、自由党総裁
として、首相候補にまで上りつめる。

 やはり、彼も「POCAPON」というCIAのコードネームを持ち、「彼を首相に
すれば、日本は米国の利害で動かせる」 とまで、売国奴として、アメリカ
から高く評価されていたことがわかる。 ゆえに、緒方は首相候補となった。

 つまり、
機密費によるマスコミの言論買収の構造を考える際に、そもそも、この問題
は、戦前からずっと続いてきている問題で、その構造を、まずはわれわれは
解明して、破壊しなければいけないことがわかる。

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  ―  順不同 ―

 マスコミの言論買収の汚染事態が、徐々に明らかになってきている。

 その内容としては、30万円から50万円ぐらいのお小遣いを、定期的に官邸
から政治記者などは受け取っていたというもので、時には、銀座クラブや
料亭での記者らの接待だけでなくて、その後の「女代」まで含まれていた
という証言まで出てきている。

さらに、岩上氏が、元運輸大臣の二見伸明氏にインタビューした内容によれば、
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  赤城宗徳元官房長官から直接聞いた話。
 官邸詰の政治部記者たちは、
 官房機密費に当たり前のようにたかっていて、
 女房のパンツ代まで三越で買い、官邸につけをまわしていたという。
 こんな癒着が常態化し、長年続いてきた。
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 あらためて、政権交代後のマスコミの異常な小沢バッシング。
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  ***  以上引用  終  ***


 数日前に書いた電波オークション、寡頭勢力や既得権益層に拠るマスメディアの独り占めは、危うい内容を孕んでいるのは今更言うまでもない。

 今でも、政府やマスコミは《風評被害》と言う言葉を発し続けている。 しかし、実は風評被害と言われている殆どが、国民に危険性を与える可能性を含んでいるもので、決して安全とは言えない事、物が多い。 昔の言葉で言えば《流言飛語》 それは、主に正確な情報が無い、あるいは隠蔽された状態の世界で起きる事が多い。
政府が言うところの《風評被害》の言葉の陰に隠される事は、責任に伴う賠償の金額を出来るだけ抑えようとの、隠された大きな目的があるのではないか・・・。  《責任》 と言う言葉を嫌うのは、何も官僚だけとは限らない、世襲政治家達・・もそうではないのか 。