住まいの安全 心の健康 住まい塾 21

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東電さん・・甘えてんじゃないよ!

2012年03月05日 | 日記
 先だっては、企業の電気料値上げ17%が報じられたばかり・・・ 予定通りというか、改めて、東電は一般住宅用の電気料値上げ、10%を申請したようである。

 東電のオエライサンは言うかもしれない。「原発事故に対する迷惑料は、タンマリ近隣町村に、前もって払っているじゃないか!」、 所が、事は其の限られた地域だけの話ではなくなった結果はだれが見てもそうであろう。 話の始まりは、東電の不手際や情報隠蔽だけでなく、其の前段の「安全だ、安全だ。」と言って、何も事前の災害準備をしなかった事と、近隣住民に対して誤った認識を植えつけた罪なのだろう。 それに対する、反省が《津波に責任を預けた形》で、いっこうに見えては居ない。

 今回の原発被害で、家庭を崩壊させた人々、健康を害した人々あるいは、これから生命の危険が及ぶだろう人々、あるいは平凡な当たり前の生活環境が奪われた人々に対して、それは東電に責任を感じてもらわなければ、怒りの矛先が向けるところは無い。


  ***  以下引用 Asahi.com 3/5付より  ***

 東京電力が今春、政府に《申請する》 家庭向けの電気料金の値上げ幅が、約10%になることが5日、わかった。 認可手続きを経て、早ければ7月にも値上げする。 4月からの企業向け料金の値上げは平均17%だが、家庭向けは、料金を算定するもとになる原価(費用)を絞り込んだ新しい基準で申請する。

 電力会社が自由に決められる企業向けの料金と違い、家庭用料金は国の認可が必要となる。
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  ***  以上 引用  終  ***


 テレビに出る東電の『オエライサン方』の態度も、原発爆発が何処か他人事のような感じがしたが、今、値上げを顧客にお願いするにしても、原発爆発に対する電力側の反省が感じられないのはどうしてだろう。
政府が検討するとした、発電設備と送電設備の会社の分離案はどう言うことになったのか・・・ 。
また、企業向け電気料金を上げる際に、言い訳に使われた《火力発電燃料費の増大》 の理由はどう言うことに成ったのか・・。  円高の為の燃料代の動きはどうなのか・・・ 。
もし、企業に対する電気量の値上げと言う事でそれが通れば、それは、間違いなく一般住宅にも適用されるだろうし、一人『東京電力』だけでなく、値上げの波は東北電力にも、北海道電力にも、他の全部の電力の値上げが、正当化されることになるだろう。


  ***  以下引用 Reuters.com 1/17付より  ***
 
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 福島第1原子力発電所の事故に伴う原発の稼働停止により火力燃料費が増大しており、収支構造の改善を図るのが狙い。 西沢俊夫社長は記者会見で、「現在の状況が継続すると経営がさらに悪化し、電気の安定供給に影響に及ぼしかねない」と強調し、値上げに理解を求めた。
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  *** 以上引用  終  ***


 東電さんの、従業員さん達の隅々にまで責任の心象と、其の責任に見合う経済的負担を持たせた上で、世界各国の電気料金をよく吟味した上で、どこに値上げをしなければならない原因が有るか、見極めて診たらよかろう。 其の事実を把握したところで、どうしても会社として上手く行きそうでなかったら、値上げ申請と言う事になるのではないだろうか・・・ 。

 庶民の正直な気持ちを言わせて戴けば、東電もこの原発爆発をチャンスとして、一回会社として《リセット》を掛けたら如何ですか・・と言いたい気持ちがあります。

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