住まいの安全 心の健康 住まい塾 21

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心と体のリラクゼーション、誰かに秘密を話すストレス解消

今週のローラ・チャン

2009年11月13日 | 日記
      -ローラチャンのオフィシャルサイトの写真より転載ー


今週は、先に紹介した「ビルトッテン氏」の著書より、

『百聞は一見に如かず、百見は一為に如かず、万聞は一為に如かず』と言う儒家の
言葉があり、これを英語で言えば

"What I hear, I forget. What I see , I remmember. What I do, I understand."

と有りましたので、原典を調べてみました。    
たぶん、中国語では下記が真実であると思われます。

(出典)【漢書・趙充国伝】より
上遣問焉、曰「将軍度羌虜何如、當用幾人?」
充国曰「百聞不如一見。兵難踰度。臣願馳至金城、図上方略。」


と言う事に成りそうです。  意味も下記のようです。(現代語訳)

天子(前漢の宣帝)が使者をつかわして、尋ねた。
「将軍(趙充国)は、(漢に反旗を翻(ひるがえ)した)羌の異民族の勢力が
どれほどであると思うか。また反乱を鎮圧するには、
どれほどの兵力が必要であろうか」と。
趙充国は答えた。
「百聞は一見に如かず(何度も聞くより、自分の目で見て確かめる方がよい)。
軍事は現地を遠く離れては、はかりがたいものです。
願わくば、私が自ら金城にかけつけ、現地の地形を図に描き、
それから方策をたてまつりたく存じます」と

上記、『百聞不如一見』 は下記 URL によるものです。
  http://www.melma.com/backnumber_43686_2421746/


文化の違い、育ちの違いが、かようにも儒教の思想を違えて理解される訳です。
日本文化に触れた事のないアメリカ人は、何を考えるか其れは想像もつきません。
実は、我々日本人が漢文を理解したつもりでいる物が、意味が違ったりもします。

尚、発音は中国の人に聞いてから、表示したいと思います。
分かる方が居られましたら、ご教示願えれば幸いです。 
出来るだけベェジン(北京)訛りで ?!