住まいの安全 心の健康 住まい塾 21

住まいの安全性、食物の安全性、政治の危険性、感動の共有
心と体のリラクゼーション、誰かに秘密を話すストレス解消

ヤンキース・松井・打率3割へ

2009年08月27日 | 日記
 ヤンキースの、松井選手がここのところ好調である。
09.8.27 現在 打率 0.271
            打点 71    本塁打 23本 
http://www.nikkansports.com/baseball/mlb/score/nyy.html



  岩村、松坂、イチロー、と故障者が続く日本人選手の中で、ヤンキース・松井のがんばりは、野球好きな者としては応援せざるを得ない状況である。  当時、彼の故障は最もショッキングであった。 再起可能か本人さえも分からなかったのではないだろうか?  良くここまで、がんばったものである。 

  新自由主義を標榜する米国では、人をあたかも商品のように扱う。 春先のような状態が続く松井選手なら、ヤンキースのオーナーは彼をいかに高く他球団に売り払うか、と考えていることは容易に想像された。
アメリカとは、そういう国である。 それが良い事か、悪い事かの判断は別にして、そういうことをドライに、行なうのが市場原理主義なのである。

  それを、勤務する会社に置き換えたら、実感が掴めるのではないだろうか。 一昔も、ふた昔も前なら、生涯雇用、会社への帰属感、労働組合とどこを見ても、会社から離れた考えなど、起きる筈が無かった。 トラブル、怪我などに見舞われても、会社の同僚があるいは上司が其の先を考えてくれる社会であった。 だから、みんなで知恵を出し合い会社を良くしようと、帰る時間も忘れて仕事をした。

  現在は、どうだ。 株主は、会社の創業者の手を離れ、株券によって単なる金儲けの道具としか考えないし、 従業員は仕事を其の日暮しの労働としか考えず、どこにも其の製品を社会の役に立てようとか、其の商品を通して社会に貢献しているとか、其の商品は俺たちが育てたという意識が全く無くなった。
すなわち、会社と個人を固い絆で結びつける意識が無くなった。 それが、グローバリズムである。


  国民が、国に対して同様に、帰属意識が無くなった時、 其処がグローバリズムの終着点であろうが、其の時代は少なくても私がこの世から、姿を消してからにして欲しいものである。

松井選手には、3割、30ホームランで、ぜひヤンキースでがんばって、戴きたい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする